初代から4代目までのチェイサーは価値あり

三兄弟で思い浮かべるのは、団子三兄弟でしょうか?

でも実際の串団子は一串で4個付いているのが多いのですが、語呂合わせで三兄弟にしたとか。

映画では、MR BOO(ミスターブー)のホイ3兄弟。

カンフーアクションのコメディー映画は香港映画の極致でよく笑わしてもらいました。

 

こんにちは~

三兄弟の末っ子のイズムです^^

 

車で三兄弟。

最近なら、トヨタの売れ筋ミニバンのノア・ボクシィ・エスクァイアで決まりでしょう。

さすがは、トヨタ。

車の三兄弟は販売系列の多いトヨタしか存在しません。

つまり、車の三兄弟ならトヨタの販売店すべてで、車名が違っているだけのバッチエンジニアリングモデルが売られていることになるのです。

 

現在は、ミニバン三兄弟を売っているトヨタですが、それ以前の三兄弟と言えばズバリ!マークⅡ三兄弟でしょう。

80~90年代にかけてのセダンブームやハイソカーブームで売りまくったモデル。

現在は、かつてのセダンブームはどこへ行ったのやら?

三兄弟はあえなく車種統合されてマークⅡの後継モデルのマークXが、やっと生き残っている残念な状態です。

 

今回は、一世を風靡したマークⅡ三兄弟の今や懐かしモデルのチェイサーのお話をしてみたいと思います。

チェイサーの意味は追跡者または狩人。

テーマミュージックは「あずさ2号」とか。

(ちょっと、オヤジギャグ満載でしたか?)

 

6代目・最終型(X100 1999~2001年)

チェイサーの最終型が販売終了してから早くも15年経ちました。

中古車市場では値が落ち着きTRDスポーツツアラーなどのマニア垂涎のスポーツモデルが、激安特価30万円ポッキリ車などになっていて、もはや底値状態。

 

最終型はドリフトマニアに超人気くなっているのも特徴でしょう。

マークⅡ三兄弟のなかでは、一番尖がったスポーティな味付けとなっています。

丸目4灯式ヘッドライトが精悍なイメージです。

 

ボディースタイルは、4ドアハードトップセダンでサッシュレスドアの開閉は圧迫感がなくとても良好。

グレードは、ツアラー・ツアラーV・アバンテなど。

 

搭載エンジンは、実に多彩で2400ccディーゼルターボ・3000cc直6DOHC・2500cc直6ターボとNA・2000cc直6・1800cc直4と6種類も存在しました。

現在では、とても考えられない多彩なエンジンラインアップですね。

当時のサーキットレースの花形JTCCにも参戦。

ドリキン土屋圭一がドライブするのはADVANチェイサー。

くぅ~懐かしすぎる!と思った貴方はかなりのレースマニアでしょう。

ADVANチェイサーが搭載していたエンジンは直6でなく、なぜかセリカの直4エンジンでした。

しかし、そのエンジンをフロントミッドシップに積んだエンジンはグットバランスでレースでは常に常勝マシンであったのです。

 

5代目(X90 1992~1996年)

シリーズ初となる3ナンバーボディー。

さらに駆動方式も4WDが加わり従来のFRと合わせて選択可能になりました。

GTからツアラーへグレード名が変更されたのも5代目からです。

 

4代目(X80 1988~1992年)

最後の5ナンバーサイズのチェイサー。

搭載エンジンは、すべてDOHC化されました。

バブル絶頂期で、ハイソカーブームのお蔭もあって爆発的な売り上げを記録!

ツインターボとスーパーチャージャー搭載エンジンとラインアップ数はシリーズ最多です。

 

3代目(X70 1984~1988年)

3代目で一番人気はフラッグシップモデルのGTツインターボでしょう。

もし、GTツインターボをお持ちで売却予定なら絶版スポーツ専門店での査定をお勧めします。

今でもマニアの間では絶大なる人気を保ち続けているので高値査定は間違いありません。

 

チェイサーの人気と査定

現在の中古車市場の主流は最終型です。

冒頭でもお話しをしたように、もはや底値状態なので高査定は期待出来ません。

 

査定の最安値は1~5万円。

平均したところで約30万円です。

最も高い査定は約80万円でしょうか。

 

しかし、3代目4代目のGTツインターボはやはり別格です。

もはやクラシックカー的な価値が出てきた初代(1977~1980年)は専門店で査定してもらうのが賢い選択でしょう。

 

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