【初心者向け】車の下取りと買取りどっちがお得?何が違うの?

この記事では、

【車を売るのであれば下取りと買取りどちらがお得なのか?また、そもそも下取りと買取りは何が違うのか?という事をはじめて車を売る人でも分かるように解説しています。】

この記事をまとめた動画もありますので、良かったらご覧下さい。




こんにちは、イズムです。

今回は、車を売るのであれば下取りと買取り、どちらがお得なのか、また、下取りと買取りはどう違うのか、に付いて解説したいと思います。


本題の前に簡単な自己紹介をさせて下さい。私は以前、中古車業界で働いていた事があり、その経験を活かして、当(査定)サイトの運営を7年ほどしています。

査定バカのサイトは、年間20万人ほどの方に、読んでいただいておりますので、今回の記事に関しても、ある程度の信憑性はあるのかなと思っています。

では、さっそく本題に入って行きたいと思います。


【結論】車を高く売りたいなら買取り

結論から言うと、車を高く売りたいのであれば、下取りではなく買取りに出すべきです。

【買取りは、オートオークションの落札相場を元に、買取額が決まって行くのが基本ですので、下取りよりも数十万円ほど高いことが多い】です。

ただ、下取りよりも手間はかかりますので、お金を取るか、時間を取るかで判断が別れるところだと思います。


下取りと買取りの違い

では、なぜ車を高く売るなら買取りなのか、これを理解するには、下取りとの違いを把握する必要がありますので、下取りと買取りの違いに付いて解説します。


下取りとは

下取りとは、【車を購入した販売店で車を売ること】を指しますが、【一般的には、新車ディーラーで車を買い、同時に車を売ること】を下取りと言う事が多いです。


下取りのメリット

下取りのメリットは、

  • 新車の納車と同時に車を引き渡すことが可能
  • 面倒な手続きを1つの窓口で済ませる事が出来る
  • 新しく購入する車の値引きや交渉材料として使える
  • 購入額から売却額を相殺出来る

要は、【納車まで車を乗り続ける事が出来る】、更に【手間を省くことが出来る】。また、【新しい車の購入金額を下げる事が出来る可能性がある】という事です。ただ、下取額を反映した上で購入金額が提示されるので、【安くなったような錯覚だけの場合も多い】ので注意が必要になります。

なお、【購入額から下取額分が差し引かれたものが、新しい車の実質支払い額になるので、大きく負担を減らすことが可能】です。

例えば、買取りの場合は、一旦、購入額を全額支払わなければならないので、一時的に大きな額が必要ですが、下取りの場合は、下取額を先に購入額から差し引いてくれるので、下取額と買取額が同額であれば実質は変わらないものの、買取りの時よりも、支払い時に小さな額で済むという事になります。


下取りのデメリット

下取りのデメリットは、

  • 下取額が低い
  • 購入額が安くなった気になってしまう
  • 下取額と値引きが曖昧になる

下取額の決まり方は、基本価格に加点減点をして出されますが、この基本価格は市場相場(すなわち、オートオークションの落札相場)ではなく、日本自動車査定協会というところが出している、【イエローブックという査定書から決められて】います。

このイエローブックの査定額は、独自の算出方式になるので、オートオークションの落札相場とはかけ離れている為、通常、下取りは買取りに比べて査定額が低くなります。


【例えば、ディーラーで下取額が100万円と言われた車輌が、買取店では120万円の査定額が付く事は普通にある】ことです。

ですので、【高く売りたいと思っている方は、下取りではなく買取りを選択するべき】と言えます。


また、先ほども少し触れましたが、下取りの場合は新しい車の見積りから下取額が差し引かれた状態で、購入額が提示される為、【購入額が安く感じてしまう】というデメリットもあります。

また、言葉巧みなディーラー営業マンによって、【下取額と値引きの線引きが曖昧となってしまう】こともあるので、車の売買に慣れていない方は要注意です。

必ず、【購入額の見積りと下取額は別物と考える】ようにして下さい。


買取りとは

買取りとは、【車を購入した販売店とは別の中古車店や買取店に車を売ること】を指します。

なお、車を購入しないで売るだけの時も買取りになります。


買取りのメリット

買取りのメリットは、

  • 他社比較が出来る
  • 買取額が高い傾向にある
  • 売却額が現金で受け取れる

下取りの場合は、他社が高くてもディーラーで出せる限界がある為、比較をしても査定額が一気に上がるという事は少ないですが、買取りは、他社を強く意識する買取店がほとんどですので、【他社比較で大きく査定額を上げる事も可能】です。

また、【買取店は、オートオークションの落札相場を基本価格としている為、市場に合わせて査定額が高い傾向】です。


先ほど、下取りのメリットとして、「購入額から売却額を相殺出来る」という事を上げましたが、実はデメリットとして感じる方もいます。


例えば、査定額が100万円、購入額が300万円で、下取りの場合は、200万円が支払い額となり、もし、全額ローンを組むのであれば200万円のローンとなります。

これに対して、買取りの場合は、300万円が支払い額となり、もし、全額ローンを組むのであれば300万円のローンとなります。そして、買取店から現金で100万円を受け取ります。

総額では、同じなのですが、より多くのローンを組めるのが買取りで、手元に100万円の現金を残すことが出来るので、大きい買い物はなるべくローンを組み、現金は手元に置いておきたいという方にとっては、「購入額から売却額を相殺出来る」要は強制的に相殺されてしまう、というのはデメリットとなります。

そして、【買取りは「売却額が現金で受け取れる」】という事がメリットとなります。


買取りのデメリット

買取りのデメリットは、

  • 手間がかかる
  • 引き渡し時期の調整が必要

買取りの場合は、買取店に査定依頼して日程調整して、査定してもらう。他社を比較しないと査定額なんて上がらないので、これを複数社でこなします。

そして、売却先が決まったら、契約、引き渡し時の日程調整なども必要となります。

この様に下取りよりも手間がかかるのが大変です。ただ、これだけの手間で済むのに数十万円ほどの差があると思えば、高く売りたいと思っている方にとっては、そこまで大変だとは思わないかも知れません。


また、これも手間に入るのかも知れませんが、車の納車タイミングに合わせて、車を引き渡すなどの調整も必要になって来ます。もし、納車よりも先に車を引き渡す場合は、代車の手配なども必要になります。


下取りを使うべき人、買取りを使うべき人

ここまで、下取りと買取りの違いに付いて解説して来ましたが、違いを知ることで、

  • 基本的に下取りは査定額が低いが楽
  • 買取りは査定額が高いが大変

という事が理解出来たと思います。


では、次に、どんな人が、どんな時に下取りを選ぶべきなのか、買取りを選ぶべきなのか、を解説します。


下取りを使うべき人、使うべき時

下取りを使うべき人は、

  • お金よりも手間を優先したい人
  • 価値がほぼない車輌を売る時

下取りは、買取りに比べるて査定額は低いです。ただ、売買に関するやり取りの窓口が1つで、必要書類の提出や日程調整などが1度で出来ることから、手間はかかりません。

こういった事から、【下取額は低くても良いから時間が欲しい】という方は下取りがあっています。


また、価値がかなり低い車輌の場合は、買取店ではゼロ円など価値が付かないこともあるのですが、そういった場合は、【下取りに出して値引き交渉の材料として使う】事で、価値が出る可能性もありますので、価値がほぼない車輌を売る時には、下取りを使うのもありです。


買取りを使うべき人

買取りを使うべき人は、

  • 車を高く売りたい人
  • 手間を惜しまない人

市場価値を基準としている買取店は、下取りに比べて査定額が高いです。ただ、1社だけでは、下取りと変わらないレベルの査定額となる為、複数の買取店を比較し、競合させることは必須な為、【手間を惜しまず高額査定を狙いたい】という方は買取りがあっています。


買取りに出す場合の注意点

買取りは、査定額が高い傾向であるという事をお話しして来ましたが、残念ながら、【やみくもに買取店へ出せば高い査定額が出る】、というものでもありません。

では、どうすれば良いのかと言うと、先ほど少し触れましたが、【複数の買取店を比較し、競合させること】が有効です。

他社がいる事で競争心理というものが働きますし、買取店は車を買い取らない限りタダ働きな訳です。ですので、逃すまいと食らいついて来ますので、【売り焦らない】で、しつこく他社の査定額を材料に値上げ交渉を続ける事が重要です。

ちなみに、時間が勿体ないという方は、複数の買取店を一度に呼び同時査定なども良いですよ。この事に関しては、【簡単】車を高く売る方法。初めてでも再現可能!という記事にて、お話しをしています。


他社比較で車を高く売る方法は以下の記事で詳しく解説しています

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