事故車や修復歴有り無しの判断基準

2019年7月2日更新

お話しの前に事故車の査定に付いてヒント

事故を起こしたことがある車の場合、一般の買取業者では減額幅が大きく期待した査定額よりも低くなる可能性が高いですね。

ですが、事故車の買取りを専門とした業者であれば輸出などの販売ルートを明確に持っているので、高く買取ってもらうことができます。

そんな事故車を専門的に買取る業者を集めたのが、カービュー事故車査定です。

また、価値がないと判断出来る事故車などの場合に査定バカがお勧めするのは

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事故車と修復歴車には明確な違いがある

現在、あなたの車は事故車なのかどうなのか、正確に把握していますか?

よく聞く事故車・修復歴車、という言葉。

  • 何をもって事故車というのか。
  • どうすると修復歴車になるのか。

今回は、事故車と修復歴車の違いに付いて、車の知識がなくても理解し易いように査定バカがお話しをしていきたいと思います。

  • 私の車って事故車なの?
  • 事故車ってどこからが事故車?
  • ちょっとぶつけて直しただけで修復歴あり?
  • 事故車と修復歴車ってどう違うの?

などと疑問を持ったことはありませんか?

ではなぜ、事故車だとダメなのか、修復歴があるとダメと思うのか。

それは、愛車を査定や売りに出す時に査定金額が大幅に落ちてしまう要因のひとつとして上げられるのが、修復歴有りということだからですね。

ではいったい、車がどのようになった時に修復歴というレッテルが付いてしまうのでしょうか。

「過去に事故を起こしたことがあるから査定金額が下がる」と思っている方がかなり多いのですが、実はそんな事はなく査定金額が下がらない事故と言うのも多く存在するんです。

事故と修復について細かく噛み砕いていきましょう。

この項の目次です!

事故車ではなく正確には修復歴車

まず、厳密に言うと査定の中で事故車という言葉自体が存在しないというのは知っていますか?

事故車と良く使われていますが、あれは修復歴がある車の俗称であり査定をする上では正確には査定士は使わない言葉になります。

ただ、査定士の中でもお客様へ分かりやすくする為に、修復歴車のことを事故車と使う方もいますね。

急激に店舗数が増えている買取店などは、新人が多くなっており、中には、査定士(営業マン)でありながら事故車と修復歴車の区別が付いていない方もいるようです。

なお、中古車の販売の世界では良く事故車という言葉は使われますが、これは購入する側が素人であるから分かりやすく表現する為だと思われます。

これも事故車=修復歴車であるという認識で話した方が良いですね。

ただし、実際には事故車だからと言って必ずしも修復歴車ではありません。

修復歴車となる事故

では、修復歴ありとなる事故とは、どういったものなのでしょうか。

まずは、下記の図を見て下さい。

修復歴の定義
参考:一般財団法人日本自動車査定協会

この図は車のどの部分が修復されたり、交換されたりした場合に修復歴車となるのかを表しています。

  1. : フレーム (サイドメンバー)
  2. : クロスメンバー
  3. : インサイドパネル
  4. : ピラー
  5. : ダッシュパネル
  6. : ルーフパネル
  7. : フロア
  8. : トランクフロア
  9. : ラジエータコアサポート

上記の1番から9番までの箇所が1ヶ所でも凹みや傷またはその交換や修復されたことがあれば修復歴車となり、査定価格の下落に繋がります。ただし、修復歴とはならない場合もあるので後述しますね。

逆に言うと、これ以外の箇所を事故などで交換または修復していたとしても修復歴車とはならないということです。

これらはフレームですから、ぶつかった場所にもよりますが、ある程度大きな事故を起こさないと、この部分が修復交換されることはないので、修復歴車は一定以上の事故を経験しているということを意味します。

ただし、以下の場合は上記のフレームに凹みや傷または修理跡があっても修復歴車とはなりません。一応簡単な言葉で記載しておきますが、普通に読むと難しく感じると思うので、ざっくり言うと軽微な傷や凹みまたはその修理跡は修復歴には入らないという事ですね。

  • クロスメンバー:カードサイズ程度の凹みや修理跡、車体下からの衝撃による凹みや傷または修理跡。
  • フレーム(サイドメンバー):ラジエーターコアサポートより前方またはリヤエンドパネルより後方にある傷またはその修理跡、牽引フック部分でカードサイズ程度の傷やその修理跡、バンパーステー部分の小さな凹みやその修理跡、車体下からの衝撃による凹みや傷またはその修理跡。
  • インサイドパネルとダッシュパネル:ラジエーターコアサポートより前方にある傷またはその修理跡、小さな凹みまたはその修理跡。
  • ピラー:小さな凹みやその修理跡、外側の常に見えている部分の凹みまたはその修理跡、ボディサイドシルパネル交換時に出来る溶接跡。
  • ルーフパネル:室内側の小さな凹みや曲がりまたはその修理跡。
  • フロア:車体下からの衝撃による凹みや曲がりまたはその修理跡、小さな凹みや曲がりまたはその修理跡。
  • トランクフロア:リヤエンドパネルやリヤフェンダー等の交換時に出来る傷跡、小さな凹みや破れまたはその修理跡、スペアタイヤ等による凹みや小さな破れまたはその修理跡。

修復歴とならない傷や凹み等は細かく規定されていますが、あまり難しく考えないで良いと思います。

修復歴車とならない場合の事故

例えば、自宅の駐車場で壁にぶつけてしまいドアに凹みが出来てしまったので板金で直した。

この場合は修復歴車とはなりません。

他にも、走行中に後ろから追突されリアバンパーを交換したがトランクまでは事故の影響はなかった。

この場合も修復歴車とはなりません。

交通事故の車

前の車に正面から突っ込んでしまい、バンパー・ボンネット・ライトを交換したが、クロスメンバーやラジエータコアサポートは傷が付かなかった。

この場合も修復歴車とはなりません。

ただし修復や交換をした履歴は残るので、まったく査定金額に影響しないということではありませんので、勘違いしないように。

しかし、修復歴車とは違い大きな減額とまではいかないですね。

修復歴車となる場合の事故

修復歴車となる事故とはこんな場合です。

道路に車を停めていたら、カーブを曲がりきれなかった他の車が側面に衝突してきて、ドアの交換と曲がってしまったピラーの修復をした。

ドアの交換だけであれば修復歴車とはなりませんでしたが、ピラーの修復をしているので修復歴車となります。

雪道の道路を走っていたが雪でスピンしてしまい電柱にぶつかり、バンパーとボンネット、ライトを交換し、クロスメンバーの修復をした。
この場合は、修復歴車となります。

事故と一言で言ってもいろいろな事故があり、軽い事故から重度の事故がすべて同じ扱いではなく、バンパーを交換しただけとか、ドアを交換した・ドアの凹みを板金で直したなどの場合は修復歴車の扱いとはなりません。

これらの事故を多くの方が、一緒くたにしてしまうので事故を起こすと事故車、事故車=修復歴車と勘違いしてしまっているのです。

修復歴車が売却時に減額となってしまう理由は、事故により車の主要な部分が歪んだりして、走行に支障をきたしたり使用感に違和感があるので、そういった車を好き好んで購入する人が少ない為に安く売らないと売れない、だから安く買い取るしかないから減額されてしまうのです。

ちなみに、同じ事故(傷)でも修理方法で修復歴車(修復歴あり)となるかどうかが決まる。こともあるので、事故を起こした時にどう修理すべきかも知識として入れておくと車の価値を落とさないように対応することが可能ですよ。

修復歴車の定義を知っているだけで抑止力になる

前述した様なことが分かって理解しているだけでも、査定士が実車査定に来た時にかなり有利になります。

査定士の方が「ドアを一度交換しているので事故車ですね~」と言われた時に、このことを知らないで「そうなんです。一度修理に出しているので修復歴ありになりますよね?」などと言ってしまうと、査定士の方はあなたが無知だと言うことが分かってしまうので、次の言葉は「修復歴車なので査定額は落ちますよ」もしくは「事故車なので減額ですね」と言ってくるでしょう。

逆に、「ドアを一度交換しているので事故車ですね~」と言われた時に、「ドアは交換しましたがピラーまでいかなかったので。」と一言言えるだけで査定士の方は、この人はある程度車の知識は知ってるな~と思うはずですので修復歴車とは言ってこないでしょう。

※ただ、査定に来る営業マンは査定士の資格を持っていない人ばかりですので、この修復歴車の定義のことすら知らない人もいますので、平気で「修復歴車ですよ」とマヌケなことを言って来る営業マンも中にはいます。

この様な方に出くわした場合は、「修復歴車になるかならないかは上司の方にでも聞いてみて下さいね」と軽く受け流す程度で良いです。どうせその様な方から出て来る査定額は低いでしょうから^^;

この様に対応することが出来れば、その後の査定判断の時にも減額してこようとする行為を抑止することができるので、この事を知っているのと知らないのでは大きな差がでます。

また、上記の様な場合は、査定士の方は「事故車」と言う言葉を使ってくるのが一般的でいきなり「修復歴車」とは言ってこないのがミソなんですよね。

(冒頭に話をした様に事故車という言葉は俗語であって事故車と言う定義はありません。)

こう言った言葉の違いですが、いきなり修復歴車と言ってしまうと知識がある方からは突っ込まれる危険があると査定士も分かっているんですね。

たぶん。

この様に、ちょっとした知識を持っているだけで、無駄に査定価格を引き下げられることを防ぐことが出来ますので、覚えておきましょう。

続いて、事故が起きてしまった時に後々後悔しないようにすべき行動を話ししておきますね。

事故が起こった場合、事故減価額を請求

突然ですが、あなたは事故を起こされて自分の愛車が修復歴車になってしまった時に車の事故修理代だけしかもらっていないのではないですか?

事故を起こされて修復歴車となってしまった場合は、車の売却時に修復歴車でなかったらこの価格で売れたのに修復歴車だからこの価格という感じで、査定金額が下がってしまいますよね。

簡単に言うと事故が起きたことによって、あなたの愛車は修復歴車というハンディキャップを背負ってしまったということです。

ですから、事故を起こされて自分に非がない場合は、必ず事故減価額を請求するようにしましょう。

この請求時に必要になってくるのが「事故減価額証明書」です。

これは日本自動車査定協会などで発行してもらえますので、詳細は直接お問い合わせしてみて下さいね。

簡単に言うと、事故が起こらなかった場合と、事故が起こって修復歴車になった場合での査定額の差額を請求するということです。

これをするだけで、将来売る時の差額分を先に貰う事が出来るということ。

知識は査定での武器

少し話がずれてしまいましたが、このように修理歴の有無を判断する基準を自分で理解することにより、査定価格の下落や、下落させようとする査定士(営業マン)への抑止力にもなりますので、今回学んだことを武器に査定をしてみて下さいね。

知識があるのかないのかで、査定士の行動も変わりますから、大きな金額の差になってしまう場合も多いということを覚えておきましょう。

このサイトでは、査定の知識をふんだんに盛り込んだ記事を書いていますが、この知識ひとつひとつが査定時の武器となり得ますので、どんどん有効に使ってみて、愛車を驚くほど高く売ってみせて下さいね!

事故車で価値がないと判断出来る場合の査定バカがお勧めする事故車査定はこちらです。

なお、まだ価値はありそう海外輸出とかなら価値が出そうという事故車の場合は、事故車や輸出車を専門的に扱う業者を集めたカービュー事故車査定がお勧めになります。

中古車の購入時にもこれらの知識は役立つ

愛車の査定から売約する際に焦点を当ててお話しを進めて来ましたが、この事故車と修復歴車の違いという知識は、あなたが中古車を購入しようとしている時にも役立つ知識になります。

どういう事かと言うと、中古車を購入する際にあなたが展示場などで営業マンに「この車は事故車ですか?」と質問したとします。営業マンは例えその車がドアなどを交換していたとしても「事故車ではないですよ。」と答えます。

何故か?

それは、事故車という定義自体が一般の購入者と営業マンには違いがあるからです。

一般の購入者は事故車というものを一度でも事故を起こした車という認識ですが、販売者側の営業マンは事故車というものを修復歴がある車という認識なのです。

その違いがこの様な会話のすれ違いを起こしてしまいます。

もちろん、お客さんのことを第一に考えている営業マンは、「修復歴車ではないですが、お客様の言う事故車に該当しますね。」などと丁寧に説明してくれるはずです。

ですから、こういった質問ひとつから、その営業マンがただ単にあなたに車を売りつけたいのか、あなたに良い車を購入して欲しいと思っているのかが垣間見えますね。

まずは、営業マンの姿勢を試したい時は、先ほどと同じように「この車は事故車ですか?」と質問してみるのも良いでしょうし、「事故車ではないですよ。」と言われた場合は、再度「一度も事故を起こしたことはないってことですね?」と聞き返すようにして下さい。

「はい。」と営業マンが答えれば歴とした無事故車であり修復歴なし車だという事が分かりますし、「いいえ。」という答えが返って来た場合は、事故は起こしたことがある車だという事が分かります。また、この時に「いいえ。」と答える営業マンはあなたに車さえ買って貰えれば良いという自己主義な方なので、その方から車を購入することは控えた方が良いでしょう。査定バカならそうします^^;

車を売る時も買う時も、少しだけ知識を入れておくだけで大きく見方が変わりますので、ここで学んだことを頭の片隅にでも入れておいて下さいね。

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愛車を売却する際には、一括査定は避けては通れないですね^^

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