売却前に知っておくだけで得する!?車を売るときにすること
現在では車を所有している若者が減っていますので、車を持っているというあなたは、それなりのこだわりがあって、その車を所有しているものと思います。
車は便利ですが何かとお金がかかるもの、日々のガソリン代、数年に一度訪れる車検や点検整備、定期的にやってくるオイル交換などを考えると頭が痛くなることもあるのでは?
でも、大切にしている車ですから日々のメンテナンスは確りとしているのではないでしょうか。
しかし、ある時に「車を売らなければならない」「車を売りたい」と考えることがあるでしょう。
現在乗っている車の前にも他の車を乗っていたことがある方も多いはずです。
人生に何度かは、この「車を売る」という行為はやってくるものなのです。
ただ、この車を売るという行為に慣れている人は少ないのではないでしょうか?
中には1年毎に買い替えるという方もいるかも知れませんが、そういった方は稀ですね。
ほとんどの方が、人生で数度ある程度のはずです。
ですから、この売るという時にどうすれば良いのか、何をすれば良いのかが分からない方って意外と多くいるんです。
かというイズムも昔はその1人だった訳ですが・・・
そこで、車を売るときには何をすべきなのかをまとめてお話しをしたいと思います。
また、先ほど話したように車の維持には多くのお金が必要になることから、少しでも高く売りたいと考えることは当然のことですので、誰でも愛車を高く売る方法などもお伝えしたいと思っています。
売却前には心構えも大切
大切な愛車ですから、手放すとなると相当な決心は必要になってくるはずです。
先ほど出てきたような、1年毎に乗り替えるという方は別かも知れませんが、大体の人が乗っている車に愛着を感じているのではないでしょうか?
査定をしてもらい、いざ売却の直前になって「やっぱり売るのを止めた」などの行為は、買取店の方にとっては大きな迷惑にもなりますし、ましてや売却契約後に「キャンセルしたい」ともなると大きなトラブルともなりかねません。
車を売ろうと考えたのであれば、それなりの心構えも必要ですね。
そのためには「何故売るのか」「本当に売る必要はあるのか」を明確にすることです。
新しく発売された日産の●●車が欲しい、どうしても現在現金が必要なので売る必要があるなど、明確な理由があれば問題ないですね。
その辺りを明白にして、本当に車を売る気持ちがあるのかどうかを自問自答してみましょう。
そして、問題がなければ売却に向けた行動に移って下さい。
何に重点を置くのか
車を売る時には、下取と買取があるのはご存じですか?
何度かイズムのサイトでもお話しをしていますが、下取は次に購入する車の販売店(新車中古車問わず)へ購入資金の一部として充当してもらう方法の売却になります。
買取りは、買取店や販売店へ車と交換に現金を受け取る方法(実際は振込ですね)の売却になります。
この2つの売却方法の違いに付いては、前述したリンク先にて詳しくお話しをしていますので、参考にしてみて下さい。
基本的には、下取りは安く買取りは高いですね。
「じゃ~高い方が良いに決まってるじゃん!」という声が聞こえてきそうですが、安心感や作業の紛雑さが違ってきますので、その人の考え方によって違ってきますから、どちらが良いとは明確に答えは出ません。
何故なら、少しの差なら安心できる売却先へ売りたいという方も多くいるからです。
これから車を売ろうとするあなたが、お金を取るのか安心を取るのかによって、この下取と買取どちらを選ぶべきなのかが変わってきます。
少しでもトラブルを避けたいのであれば下取りを選ぶべきですし、少しでも高い方が良いと考えるのであれば買取りを選ぶべきですね。
車を売る際に、安心安全に重点を置くのか、はたまたお金に重点を置くのかは、あなた次第ですので、選択してみて下さいね。
査定時に必要となるものを揃えよう
下取りにしても買取りにしても、車を売るということには違いはありませんので、売却に関して必要になるものというのには差はないのです。
ただ、下取りは購入店にお願いをすることになるので、事前に予約などは必要ありませんが、買取りは事前に予約が必要になってくることがほとんどです。
(買取店へ持ち込みで査定をしてもらう際は必要ありません)
ここで買取店へ査定の予約時に必要になるものを上げて行きますね。
(現在では、買取店へ査定の予約をする際に、一括査定サイトを使うことがほとんどだと思いますので、一括査定サイトを通して予約をする方法を基準にしています。)
必要最低限必要になってくるものは
- メーカー
- 車種
- 年式
- 走行距離
です。
これらは、すべて車と車検証を見れば分かりますので簡単ですね。
インターネット上で手続きはすることが可能ですので、誰でも抵抗なく行うことができるのではないでしょうか。
次に、ネットで査定依頼が完了すると、買取店から電話が来ますので、その時に必要となるものをお伝えしておきますね。
- いつまでに売却予定なのか
- 車の色やグレード
- 査定日時
基本的には、この3つが明確であれば問題ありません。
査定に来てもらう上で重要になってくるのが、「いつまでに売却予定なのか」ということです。
ここが「半年後」や「数カ月後」である場合は、高い査定額を取ることは難しいでしょう。
買取店も商売で買取りを行っているので、取れるか取れないか分からない案件よりも、確実に取れる案件を優先的に査定額を高くします。
ですから、「いつまでに売却予定ですか?」という質問には、あなたの中での出来る限り早い時期を答えて下さい。
模範解答としては「即」ですね。
ただ、この売却時期を交渉のカードとする場合は少し答え方が変わってきます。
この交渉術に関しては後ほど詳しくお話しをしますね。
こちらとしても「いつでも売却する準備はできている」という状態で査定に挑む方が、より高い査定額を導き出すことができるはずです。
査定の日時指定はこちら都合でOK
買取店と電話で話すことができたら、査定日時を決めることになりますので、都合の良い日時を事前に用意しておきましょう。
前述したように、売却時期が近いと答えた場合は、ほぼほぼあなたの都合に合わせてくれるはずです。
ある程度無理のきく買取店の方が、後々の交渉時にも無理をきいてくれるので、良い面もありますね。
そして、イズムも会社のフィットを一括査定で売ってみたのですが、最近の買取店はなかなか査定額を教えてくれないという実情があることが分かりました。
これは、ほとんどのお客さんが一括査定サイトを通して査定依頼をしてくるために、査定金額を比較されるため先に査定額を出すと、次に査定をした業者はその金額に少し乗っけた金額を提示してくるからですね。
それが分かっているので、中には査定額を提示しないで帰って行く買取店もいるほどです。
そして、他の買取店から査定額が出たら教えて下さいと。
要は、ライバル店が多過ぎるので、後出しジャンケンをしたい業者がほとんどだということです。
ですから、1社1社査定対応をするのではなく、一気に買取店を同時刻(多少ずらしても良い)に呼んで、まとめて見てもらう手もありかと。
査定額を高くする交渉術
「車を売る手順は分かった」でも、車を高く売るにはどうすれば良いのか分からないという方のために、上級テクニックの必要のない査定額を高くする交渉術を少しだけお話ししておきたいと思います。
既に答えはほとんど前述してしまっているのですが、最も重要なことは一括査定を使うということです。
先ほど、イズムのフィットを一括査定で売ってみたとお話しをしましたが、この記事では、何のテクニックも使わずに一括査定を通すだけで車を高く売ることはできるのかという実験をしてみた内容が書かれています。
専門的な言葉を並べ、多くの車の知識を使い車を1円でも高く売るテクニックは存在しますが、これはあくまでも万人に使える方法ではありません。
ですから、誰がやっても同じ結果であり最大の結果が出る方法と考えた場合は、一括査定サイトを通して査定依頼をすることであるということなんですね。
これはめちゃくちゃ単純でありながらも、最も効果が高い方法だと言えるでしょう。
ただ、これだけでは何の面白みもないので、誰でもできる簡単な交渉術を少しだけかじっておきます。
売る時期を使った交渉術
一括査定サイトから査定依頼を出した後に、買取店から電話がかかってきますが、この時に売却予定時期を聞かれると前述しました。
この時の模範解答は「即」すなわちいつでも売れる状態だということを言いましたが、これを電話の時点では1ヶ月以内などとしておいて、査定後の値段交渉の際に、「1万円プラスしてくれるなら今すぐ車を引き渡す」など車の引き渡しタイミングを交渉のカードとする方法です。
例では1万円ですが、人気車種などであれば10万円近いプラスに持っていける可能性も秘めています。
買取店が最も恐れていることは、他店に持って行かれてしまうことです。
それを逆手に取った交渉術ですね。
今すぐ車を確保することができるということは、他店に査定すらさせることができなくなるので、キャンセルの可能性も極端に低くなりますし、他社に取られることはなくなる訳ですから、買取店にとってかなり大きなことになります。
ですから、この交渉術はとても単純ながら、大きな効果を得ることができます。
他社の査定額を武器にする
これまた単純ですが、絶大な効果を得ることができる方法です。
タイトルのまんまなんですが、他社で出てきた査定提示額から更に数万円高くした金額を提示して、それにプラスできないか交渉をします。
例えば、A社で100万円と言われたとすると、次のB社にはA社では103万円と言われたと伝える訳です。
そうすると結果的にB社は105万円などと言ってくるんですね。
ここでのポイントは、あまりにも金額を乗っけ過ぎないことです。
A社で100万円と言われたのに、B社に対してA社では120万円と言われたと伝えると、完全に相場から外れている場合は、あなたが嘘をついていることがB社の査定士には分かります。
そうなると「そうですか、ではA社で買取ってもらって下さい」ということになりかねません。
基本的に買取店は業者間のオートオークションの落札額を見て、あなたの車の価値を叩き出します。
そこで、明らかに通常の落札額よりも高いとなると、あなたが嘘を付いているかA社がアホなのかということになるわけです。
ただ、通常相場よりも明らかに高く買取る業者なんていないわけですから、あなたが嘘を付いていると気が付くんですね。
上乗せする金額にも限度はあるということを忘れずに。
実車査定を受ける時には、ただ単に車を見てもらうだけではなく、こういった査定交渉が始まっているという認識で取り組んで下さい。
ちなみに、査定時には取扱説明書や整備手帳も必要になるので、車のダッシュボードの中に入っているか確認しておきましょう。
売却時に必要になるもの
実車査定も終わり、納得の行く査定額が明確になりました。
後は売却契約書に捺印したり、必要書類を提出する必要があります。
その時に必要となる書類を事前に用意しておくことで、スムーズに売却が進みますね。
売却時に必要となってくるものは以下の通りです。
- 自動車納税証明書
- 自賠責保険証明書
- 印鑑証明
- 委任状
- 譲渡証明書
基本的にはこんなものですね。
車検証と今の住所が違う場合は、住民票が必要になったりすることもありますので、イレギュラーな場合は注意しましょう。
委任状や譲渡証明書などには実印での捺印が要りますので、書類を事前に揃えておくのであれば実印も当日あれば完璧です。
ただ、車の引き渡しとこれらの書類は同時でなくても良いので、焦らなくても大丈夫ですから安心して下さい。
事前に書類を用意しておくのは、あくまでも売却をスムーズに進めるためですからね。
売却後の流れ
車を引き渡した後には、何かすることがあるかと言うと必要書類も提出したのであれば特にありません。
あえてあるとすれば口座に入金があったかどうかを確認することですね。
あり得る売却後のトラブル
後は、買取店で再査定などがある場合は、隠れた瑕疵があった場合の対処でしょうか。
通常の査定では見つけることができないような破損などが後日見つかった場合は、その分減額になる可能性もあります。
この時に注意すべきことは、それが本当に隠れた瑕疵かどうかを判断するということです。
例えば、後から、後部座席にタバコの跡が見つかったという主張は、隠れた瑕疵ではありませんので、減額を受け入れる必要はありません。
隠れた瑕疵とは、通常目に見えない箇所で後々の再査定で見つかった瑕疵のことを言います。
何でもかんでも減額と言ってくるような悪徳業者には注意が必要ですね。
あまりにも酷い対応の場合は、自動車公正取引協議会や国民生活センターなどに相談しても良いでしょう。
こういったところが出てくると、業者の対応もガラリと変わることも多々あるので。
実は車を売るという行為は奥が深い
単純に車を売るということでも奥が深いということが分かっていただけたでしょうか?
車を売却するという行動の前の心構えから、事前準備、査定額の交渉、そして必要になってくるもの、売却後の注意事項などを順を追ってお話ししましたが、それぞれバラして考えるととても簡単で単純なことなんですが、そのひとつひとつは実はとても大切だったりします。
少しでも高く売りたい、少しでもトラブルは避けて安心して売却したいという方にとって、少しでもお役に立てる内容であれば幸いです。
また、車の売却に際してトラブルに巻き込まれないためにも、イズムのサイトを時間のある限り良く読んでいただければと思います。
車を高く売るなら
イズムが一括査定で愛車のアルファードを査定依頼してみると、最低査定額がカーチェンジA1の105万円、最高査定額はジーアフターの145万円でしたので、査定価格の差額は40万円にもなりました!
愛車を売却する際には、一括査定は避けては通れないですね^^
一括査定は業者からの電話がいっぱいなるので嫌!という方は、B to C中古車オークション(オークション形式の一括査定)のおまとめ査定がオススメです^^
連絡が来るのは1社のみなのに買取参加は7700社。
あなたの愛車を強化買取している業者を1社だけ選んで査定するならその場で相場がわかる!グーネット買取がお勧めです。
グー買取は、一括査定と併用することでいつの間にか安く買い取れてしまう業者同士の談合防止にも役立ちます。念には念をという方はどうぞ^^
もし、内容が少しでも気に入っていただけましたら、いいね!等お願い致します。
コメントありがとうございます