軽自動車はいつのタイミングが一番高く売れるのか?

小回りが利く、維持費が安いなどの理由から、人気の高い軽自動車ですが、売る時は高く売却することが出来るのか?って気になりませんか。

今現在、軽自動車に乗っているが、いつ売るのが最もお得に売れるのかという疑問を持っている方も多いと思いますので、代表的な軽自動車3車種で1年毎にどれくらい価値が落ちて行くのかを調査してみました。

軽自動車の売り時の参考にでもしていただければ幸いです^^

 

調査する車種と調査内容

今回調査する車種は、以下の5車種。

  1. ホンダ N-BOX
  2. スズキ スペーシア
  3. ダイハツ タント
  4. スズキ アルト
  5. 日産 デイズルークス

 

調査内容としては、新車時からの価格残存率です。

残存率とは、新車時を100として、それぞれの時点でどれくらいの割合で価格が残っているのかを表す指標ですので、下落率が分かるということ。

この残存率が低くなるスピードが早ければ早く売った方が良いですし、緩やかなら遅く売った方がお得になるという事ですね。

 

なお、新車価格には幅があるので、中間を取って基準とします。

また、1年毎の価格と残存率を計算しますが、2年落ち2万キロから初めて1年毎に1万キロ走行距離が増えて行くと仮定します。

 

ちなみに、今回の調査では新車価格を平均としているので、実際の残存率よりも低く算出されているはずです。

実際には軽自動車の場合、2年目くらいで70%以上は残っているはずですので、安心して下さいね。

あくまでも計算を分かりやすくする為に、平均を取っているだけです。

 

N-BOX

新車価格:139万〜188万円(163.5万円)

経過期間 買取相場 残存率
2年2万キロ 111万円 67%
3年3万キロ 95万円 58%
4年4万キロ 93万円 56%
5年5万キロ 78万円 47%
6年6万キロ 70万円 51%
7年7万キロ 66万円 40%

 

スペーシア

新車価格:127〜159万円(143万円)

経過期間 買取相場 残存率
2年2万キロ 83万円 58%
3年3万キロ 78万円 54%
4年4万キロ 70万円 48%
5年5万キロ 62万円 43%

 

タント

新車価格:122万〜166万円(144万円)

経過期間 買取相場 残存率
2年2万キロ  129万円  89%
3年3万キロ  101万円  70%
4年4万キロ  71万円  49%
5年5万キロ  57万円  39%
6年6万キロ  48万円  33%
7年7万キロ  48万円  33%
8年8万キロ  44万円  30%
9年9万キロ  35万円  24%
10年10万キロ  30万円  20%
11年11万キロ  24万円  16%

 

アルト

新車価格:85万~125万円(105万円)

経過期間 買取相場 残存率
2年2万キロ  54万円  51%
3年3万キロ  52万円  49%
4年4万キロ  52万円  49%
5年5万キロ  26万円  24%
6年6万キロ  26万円  24%
7年7万キロ  26万円  24%
8年8万キロ  21万円  20%
9年9万キロ  10万円  9%
10年10万キロ  10万円  9%
11年11万キロ  10万円  9%

 

デイズルークス

新車価格:131万〜206万円(168.5万円)

経過期間 買取相場 残存率
2年2万キロ  112万円  66%
3年3万キロ  87万円  51%
4年4万キロ  81万円  48%

 

見ての通りアルトの残存率がヤバいですねぇ^^;

アルトがかなり押し下げてしまっていますが、発売日が5年や6年前という車種もあるので数年分しか調査出来なかったものもありますので、全ての車種の平均を出したいと思います。

 

新車価格:144万円

経過期間 買取相場 残存率
2年2万キロ  97.8万円  67%
3年3万キロ  82.6万円  57%
4年4万キロ  73.4万円  50%
5年5万キロ  55.7万円  38%
6年6万キロ  48万円  33%
7年7万キロ  46.6万円  32%
8年8万キロ  32.5万円  22%
9年9万キロ  22.5万円  15%
10年10万キロ  20万円  13%
11年11万キロ  17万円  11%

 

グラフにしてみるとこんな感じですね。

軽自動車の残存率

 

当然のことながら2年目~4年目くらいまでは、それなりの残存率を維持していますが、7年目以降は一気に下落しているのが分かります。

10年を過ぎた頃には、ほぼ価値はなしと判断されているのか価格はほとんど付いていないようです。

 

軽自動車を売るべきタイミング

これらの結果から分かることは、軽自動車を価値ある状態で売るのであれば7年落ち走行距離が7万キロまでという事になります。

なぜ、このような結果になったのかは、 走行距離10万キロは日本人の壁!?でもお話ししているように日本人は10万キロを超えた車を敬遠する習慣があるからです。

普通車輌ならこの10万キロの壁も海外に目を向けることで回避する事は可能なのですが、軽自動車に関しては日本国内でしか流通することがないものとなりますので、10年10万キロというものが如実に表れているのだと思われます。

 

ですので、中古で軽自動車を購入したとしても数年すれば乗り換え時期が来てしまうという事ですね。

しかし、逆に言うと7年7万キロ以上落ちた軽自動車はお買い得な価格帯にはなってくるという事ですので、最初から乗り潰すと考えて購入してしまえば、あまり売る時のことを考えずに好きな様に乗り回すことが出来るのではないでしょうか。

 

なお、10年10万キロを超えると価値はなくなるのかと言うと、そんなこともなく通常の買取店ではなく廃車専門店などに査定に出せば必ず価値は付けてくれます。

買取店に査定に出した場合は、廃車にしておきますと無料で引き取りを申し出られたり、廃車費用を取られたりと厳しい結果になることは目に見えているので注意しましょう。

 

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