ポンピングロスを理解して攻略
新緑が目に染みる季節となってきましたね。
ドライブするのが楽しくて走り出したら、どこまでも走って行きたいくらいな気分です。
こんにちは~
ドライブ大好きのイズムです^^
前回の燃費向上方法に続き、今回は、もう一歩踏み込んでポンピングロスについてお話ししますね。
ポンピングロスって!?
ポンピングロスとは、何でしょう?
エンジンの吸排気損失の事を言います。
簡単に言えば、エンジンが空気を吸い込む時の抵抗です。
何だか簡単に言っても難しく聞こえてしまいますね。
ポンピングロスがどれくらいあるか分かるメーター
ポンピングロスを数値的にみられるメーターがあります。
それは、ターボエンジン搭載車などについているブーストメーター(プラス側はターボにかかる圧力計でマイナス側は負圧計となっている)やNAエンジン搭載車ならバキュームメーター(負圧計)があれば、ポンピングロスの状態が数値的に分かります。
ブーストメーター(kgf/cm2)・バキュームメーター(kPa)ともに単位が違いますがメーターから、ポンピングロスのもっとも少ない状態が、「0」の位置です。
0以下の数値の時は負圧になっているのでポンピングロスが発生している状態で、針がマイナス側にあるほどポンピングロスが最大値となっている状態です。
- 運転時のバキュームメーターの読値は、エンジン停止時は、0kPa。
- アイドリング時は、-70~-80kPa。
- 加速時は、-10~-20kPa。
- フル加速(アクセル全開)時は、0kPa。
- 定速巡航時は、-30~-60kPa。
となってます。
「0」の状態がもっとも効率よくエンジンを動かしている状態ですが、かなりスピードが出ている状態(法定速度を超える)なので事実上その状態で運転を続けるのは無理です。
ブーストメーターもバキュームメーターもカーショップなどで取り付けが可能です。
簡単な車の整備が出来る人ならば自分で取り付けられると思いますよ^^
燃費走行の目安だけでなく、普段からメーターの数値を見ていればエンジンの調子やオイルの劣化が分かる便利グッズです。(マニア向け)
ポンピングロスを減らす運転方法
どうすればポンピングロスを減らす運転ができるか考えてみましょう。
燃費の良い走りをするには、とにかく必要以上にアクセルを踏み込まないことです。
しかし、アクセルをいくら踏み込まない運転が燃費の良い運転だと言っても、20~30kmのスピードでは決して燃費は良くなりません。
それは、アクセルの踏み込みが少ないので、エンジン内のロス(ポンピングロス)が多いため良くならないのです。
ですから、良い燃費走行は、ある程度アクセルを踏み込まないといけません。
しかし、踏み込みすぎるとガソリン消費量が増えるので燃費が悪化することになります。
相反する事を言っていますが、アクセルの踏み込み量が適度であれば良い燃費で走行することが出来ます。
実際の運転では(ATの場合)
ATのクリープ現象を利用し発進しますが、周囲の迷惑にならないよう加速しましょう。
ガソリン消費量は加速時に最大と成りますが、アクセルを開いている時間が短いほどガソリン消費量は少ないのです。
もちろん、アクセルベタ踏みはしないで適度に踏み込み短時間で加速して下さい。
エンジン回転が高いままシフトアップしないとき(2000rpm以上)は、ちょっとアクセルを踏み込めばシフトアップされてエンジン回転(2000rpm以下)が落ちます。
そのほうが、ガソリン消費を抑えられるので、車のシフトアップするタイミングを覚えても良いですね。
一定速度になり、巡航状態になったらアクセルは軽く踏み込みます。
やはり必要以上に、踏み込んではやはりガソリンの無駄遣いです。
実際の運転では(MTの場合)
1速で発進したあと、すぐに2速にいれます。
2速で少しアクセルを踏み込みエンジン回転数をあげ3速へシフトアップ。
シフトタイミングは早めにして、2000~3000rpmくらいまでにギヤチェンジしましょう。
スピードが乗ってきたら4速へ。
4速で40~50kmくらいになってます。
交通の流れを見ながら適切なギヤへシフトアップ・シフトダウンしながら走行しましょう。
発進から巡航速度になるまでの負圧計の読値は-15~-20kPaがベストです。
-15kPa以上はアクセルを踏み込み過ぎかもしれません。
一定速度で巡航中は、踏み込み量が少なくてノッキングしないように適度にアクセルを踏み込んで下さい。
巡航中は、速度にもよりますが2000rpm以下で十分走れます。
加速が必要な時はシフトダウンして、なるべくアクセルの踏み込み量を少なくしましょう。
普段から良くメーターを見て、アクセルを踏み込み過ぎていないか確認する癖をつけておくのがなによりもベストな方法です。
ポンピングロスは、ATでは、気にしようにもできない部分が多いですから、MT車の時に特に気にすべきですね。
アクセルに関しては、ATMT共に踏み込み過ぎずに適応に判断することが重要です。
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