嫌われるより好まれる人の方が得をするという話し

車の買取りというのは、人対人のコミュニケーションの上で行われますが、買取店、お客さんお互いが妥協し合い最終的な売却額が決まる訳ですね。ですから、どちらかが一方的に妥協を許さないとなれば話し合いにもならないですし、恐らく最終的には不成立として終わることでしょう。この様な時間は無駄でしかありません。

もし、お客さん側が妥協をまったくしない人であれば、買取店側は自分たちの限界まで査定額を上げることは決してないでしょう。なぜなら、その価値がないと判断されているからです。どういう事かをこれからお話しして行きますね。

 

「お客様は神様」という格言に隠された真実

車の買取りでも他の商売でもそうですが、商売をしていると横柄な態度を取るお客さんってたまにいるんですよね。この様な横柄な態度を取る人に共通していることが「お客様は神様」だと思っているということです。この格言は有名ですから、みなさん知っていますよね。しかし、勘違いされている方が多いのが、この格言の本当の意味です。お店側から見ればお客さんがいるからお店を続けていくことが出来ますので、お客さんあってのこのお店だと認識し、お客様を神様だと思えという意味ですが、お客さんの中には、自分は神様だと思ってしまっている人がいるのです。

どういう事かと言うと、自分で神様だと思ってはいけないということ。この「お客様は神様」という言葉はお店側から思う事でありお客さん側から思う事ではありません。お客さん側からそう思う事で横柄な態度を取ってしまったり、わがままを言ってしまうんですね。

 

車の買取りでも、この様なお客さんはたまにいますよね。「いいから早く査定額だせよ」「何でこの車がこんだけの金額にしかならねえんだよ」など暴言を吐く人もいるくらいです。買取店からすると実は査定の時点では、まだこの人はお客様ではないのです。だって、まだ何のお金も発生していないですし、買取店側に何も与えていませんね。ですから、厳密に言うと査定の時点では立場は対等だということが正しい。査定に呼び出して前述したような言葉を営業マンに投げかける行為は、ファミレスに行って水だけ飲んで帰る人と同じです^^;

何も買取店へ価値を生まない人はお客さんでも何でもありません。しかし、少しでも価値を生む可能性があると感じる人には査定時であっても営業マンは、お客様として扱うでしょう。

 

 営業マンが本気になるかどうかは気持ち次第

要は、営業マンは査定時にあなたがお客さんなのか、ただの迷惑な人なのかを見極めます。そして、お客さんと判断された場合は真っ当な査定額を出して交渉に入るでしょう。しかし、ただの迷惑な人と判断した場合は、適当な査定額を出して「これ以上は無理ですね」と言って来ます。この時内心でどう思っているかと言うと「早く帰れっ」と本気で思っていますよ^^

勘違いをして横柄な態度を取る人は、実は査定のスタートにも立てていないという事を気が付いた方が良いですね。営業マンから見てただの迷惑な人と思われたまま査定交渉を進めると確実に相場よりも低い価値で車を売却することになるでしょう。なぜなら、買取店側からすると本心では早く帰ってくれよと思っているので、絶対に買取額を限界まで上げることはないからです。売るならさっさと売って帰れ、売らねぇならさっさと帰れと内心で思っている訳ですから、相場相応の査定額なんていくら交渉しても出てくるわけがないんですよ。

勘違いされているかと思いますが、買取店は全てのお客さんから買い取りたいと何て思っていません。やはり営業マンとしても買取後のトラブルとなるようなお客さんからは買い取りたくないと思っているのです。全ての買取店に同じようにそう思われてしまうと最悪ですね。一括査定で複数の買取店を一度に呼んでも誰も相手にしてくれず、みんな適当な査定額を提示する。一番高い査定額を出しちゃった営業マンがしぶしぶ買い取るといった感じになります。

そんな状態で高い査定額何て出る訳ないと誰でも分かりますよね。査定の時点で嫌われる人は間違いなく損をします。

 

査定時に嫌われる人

じゃあ、具体的にどんな人が嫌われるのか?

  • 営業マンの話しを聞かない
  • 嘘を付いて来る
  • 脅して来る
  • 上から目線で接して来る
  • 無駄に値上げしろと言って来る
  • 早くしろと焦らせて来る

こんな感じでしょうか。営業マンの話しを聞かないのは論外ですよね。営業マンが説明しているのにスマートフォンをいじっていたり、通話を始めたり、人の話しを聞かない人は間違いなく嫌われるでしょう。そして、バレるのに嘘を付いて何とかその場を乗り切ろうとして来る人も嫌われますね。一つ嘘を付く人は、その後も嘘を付いて来るだろうと思われますので、かなり警戒されることになります。

脅して文句を言って来たり、上から目線で来る人も敬遠されてしまうでしょう。指定の金額で買取りを強要して来たり脅して来たりする人は買取り後もトラブルとなる可能性は大だと営業マンは認識します。上から目線で接して来る人も同じですね。後は理屈が通っていない値上げ強要も同じく、何か理由がありこれがあるから後5万円高くしてくれないかなど理論的な説明が出来るなら良いですが、ただ、高くしろ高くしろと言われても困りますよね。

最後に時間がないから早くしろ早く査定額を出せと焦らせて来る人も間違いなく嫌われることになります。営業マンとしても見落としをすることは後々のトラブルとなるので、避けたいというのが本音です。じっくりと時間をかけて車の状態を見るというのは必要不可欠なことなのに、それをさせてくれない人は嫌われますよね。

逆に言うと上記に上げたことをしなければ嫌われ可能性は極めて低くなりますよ。

 

得るではなく与えること

車の買取りでは得よう得ようと自分の利益ばかり考えてしまう人が多いですが、実はそういった行為は逆効果だったりします。得るだけではなく与えることも重要だったりするんです。

あなたはこんな経験ありませんか?

具体的な例で言うと、賃貸不動産屋に行きお部屋を借りようとしている時に、あなたが借りようとしている周辺の状況が分からないのを理解したお店のスタッフが「ここにはこういったお店があるのでこのエリアはお勧めですね」「ここには公園があるので子育てには良いエリアですよ」「ここの通りは夜になると暗いですし人の通りも少なくなるので、このエリアはお勧め出来ないですね」などとても丁寧にその周辺の状況を教えてくれる、あなたの立場になりお部屋を勧めてくれる、親身にあなたのことを思って一生懸命部屋を探してくれたから、この人にお任せしよう。この人からお部屋を借りよう。

この様に思ったことはありませんか。まだ、良い物件が見つかっていないにも関わらず、この営業マンに全てをお任せしてしまう。お客さん側がこういった思いになるのは、営業マン自身が得る為ではなく、あなたの為に与え続けてくれるからです。これは何も不動産に限ったことではなく、服を買う時、保険を選ぶ時、どんなことでも同じような思いを感じた方はいるでしょう。

人に与えることは、得ることにもつながるのです。ある意味営業マンからすると、これも営業方法にはなるのですが、無理やり「あなたの条件だと、この部屋しかないよ」「ここでいいじゃん」など一方的に妥協させようとする営業方法より断然良いですよね。それがたとえ営業手法だとしてもです。あなたも車の査定時に得る事ばかりを考えるのではなく、与える手法で攻めてみてはいかがですか?

 

 

営業マンのやる気を引き出させる方法

では、与える手法とは具体的にどうすれば良いのか、ということをお話しして終わりにしたいと思います。

与えると言っても相場が100万円の車を50万円で売れとかそういうことではありません。もちろん相場が100万円であれば100万円に少しでも近づける査定額を出させることが最終目的です。

それを達成させるためには、営業マンのやる気を引き出すことが重要です。前述してきたようにやる気がない(早く帰れと思っている)営業マンはいくら頑張っても相場に近づけることは出来ませんよね。ですから、営業マンにその車売って下さい!よ~しやるぞ!と心の中で思わせることです。

 

まず、査定時に営業マンが何を欲しがっているのか?それは、あなたがその営業マンに売るという意思です。そりゃ当たり前の話しなんですが、それが事実なんですよ。ですから、営業マンにやる気を出させるには、「お~し、このお客さんもう少し押せば売ってくれそうだぞ」「あとちょっと頑張れば落とすことが出来るぞ」と認識させること。

これどうすれば出来るのか?実はこれとても簡単なんです。営業マンの話しを確りと笑顔で聞き、嘘を付かない、下手に出て笑顔で接する、そしてゆっくりと査定をさせて上げること。あなたが笑顔で話しを聞いていれば営業マンは勝手に調子に乗ってくれます。あなたが嘘を付かずに(言わなくても良いことを無駄に言う必要はありませんが・・)下手に出て接していれば営業マンはノリノリになってきます。要は営業マンの調子に合わせて乗って上げましょう。でも、本当に乗っかってしまうと即決させられてしまったりするので、あくまでもフリですよ^^;即決を避ける方法は、車の査定で即決せずに査定額を引き出す方法でお話ししていますので、参考にしてみて下さいね。

この人は自分にハマっていると営業マンが認識すれば、あなたの勝ちです。営業マンは、心の中でこう思っていることでしょう。「お~し、このお客さんもう少し押せば売ってくれそうだぞ」「あとちょっと頑張れば落とすことが出来るぞ」と。ここまで来れば営業マンは頑張ってくれるので、上司への報告も良い形でしてくれるでしょうし、査定額もそれなりの価格が出て来ると思いますので、後はギリギリのラインで交渉をするまでです。交渉方法に付いては、車を高く売る方法をまとめました【これを読めば初めての売却でも高額査定が出ます】を読んでいただければと思います。

 

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