相場がガタ落ちすることはないワゴンR
消費増税後の国内新車販売大幅落ち込みとのニュースがありました。
普通乗用車などがおよそ23%の減少、軽自動車も10%程度の減少とのこと。
富士重工業(スバル)がなんと50%以上の落ち込み、トヨタとマツダ、ダイハツが30%を超える落ち込み。
増税前の駆け込み重要の反動もあるのでしょうが・・・
それにしても富士重工業は大丈夫なのか?
レヴォーグに期待・・・です。
各メーカーが減少しているなか、ホンダとスズキは前年の実績を上回ったようで。
ホンダはリコールの影響で主力のハイブリッド車の納入が今月にずれ込んだので数字的なことらしいです。
スズキはハスラーなど新型車の販売が絶好調なのでホンモノですね^^
こんにちは~
車のことは何かと気になるイズムです^^
一人勝ちしそうな予感のするスズキ、新車販売台数でトップに返り咲く日がくるかも。
スズキを代表する車種はと言えば、みんな知っているワゴンRですね。
今の軽自動車の流れをつくった名車でもあります。
ということで今回はワゴンRの話。
初代のワゴンRが発売されたのは、20年以上も前になる平成5年(1993年)の9月。
当時の軽自動車というのは平成10年の規格改定前なので今よりもサイズが格段に小さく、乗用車タイプは低車高で狭く窮屈そのものでした。
ワンボックスタイプは今のようなオシャレ感のあるような車種はなく、商用車であるバンが主流だったんですね。
一部、ターボや純正エアロで当時の若者向けにつくられたモデルはありましたが、人気は初心者や女性、軽自動車好きの限られたユーザー層でした。
乗用車タイプだとミラターボやアルトワークスなどですね、ワンボックスタイプにもターボや純正エアロのモデルはありましたけど。
すべてが不人気車といっているのではなく、あくまで今と比べて魅力のあるモデルが少なかったということです。
他にもヴィヴィオやサンバーなどに代表されるクラッシックも人気だったので誤解のないように^^
ただ、成人男性からすれば軽自動車の狭さによる窮屈さはどうしようもなく、敬遠される要因の一つだったのは確か。
そこでスズキは考えたのです。
- 成人男性でも足を窮屈に曲げることなく座れるようにするには?
- 圧迫感を感じさせない空間をつくるにはワンボックスタイプ?
- ワンボックスは乗降に無理があるが、スムーズに乗降するには乗用車タイプ?
- それらを決められた規格内のサイズで実現するには?
そんなこんなで発売されたのが、軽自動車の新ジャンルであるトールワゴンとしてのワゴンRです^^
※厳密にいうとトールワゴンの元祖はホンダのステップバン、ただし、ステップバンは商用車(バン)なので。
元々は男性をメインターゲットにしていたのですが発売すると老若男女にバカ受け。
何故か?
これが使い勝手がそれまでの軽自動車のなかで最も優れていたからなんですね。
女性からしても赤ちゃんを乗せるとなれば、チャイルドシートをセットすると赤ちゃんの頭を打たないようシートに座らせるだけで大変。
ベビーカーは乗用車タイプだと貨物スペースが狭いので積むのに困る始末です。
でも、バン(ワンボックスタイプ)はちょっと・・・
ワゴンRで解消^^
じいちゃんばあちゃんもワンボックスだと乗降が大変だし、乗用車だと荷物も積めなくてちょっと・・・
これもワゴンRで解消^^
その気になればチャリンコまで積めてしまうシートアレンジによる広さ。
ワゴンR万歳!
ちょっとふざけ過ぎました^^
空前の人気だったので、当然のことながら各メーカーがコンセプトを真似た車種を発売してきたのは現在の各メーカーのモデルを見れば分かりますね。
さて、そろそろ買取について話しましょう。
最近ではワゴンRのようなヒットが期待されている同じスズキのハスラーやホンダのNシリーズ、トップを取った日産デイズなども人気があり、当時のようにワゴンRの一人勝ち状態ではありません。
もちろん中古車としては売れ筋なので買取市場でも人気車種といえます。
ただ、中古車業界的にはワゴンRが人気の基準になっているようにも感じます。
ワゴンRよりも人気がなければ不人気車種なので、店頭価格はワゴンRよりも安く、逆にワゴンRより店頭価格を高くして売れる場合は人気車種みたいな。
良くも悪くも基準なので、ワゴンRの相場がガタ落ちすることはないでしょう。
ただし、新車から1年、2年落ちあたりの高年式車種はハスラーやNシリーズ、デイズなどヒット車種の登場の影響があるので注意してください。
ヒット車種が中古車市場に溢れてくると下がり幅は小さくとも下がりますので。
ワゴンRだけではなく、軽自動車は白やシルバーよりも黒を中心に色のついたボディカラーが最近は高値の傾向。
思いあたる方は交渉でプラスを!
査定依頼は軽自動車専門店を忘れないように^^
参考記事
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