急激な上がり下がりがないアウディS4

ラーメンで言えば、チャーシュー麺。

チャーハンなら餡かけチャーハン。

カレーならカツカレー。

 

「え、なんの事?」と思われるでしょう。

ベースとなった素材をさらに引き立てて美味しくなった料理と同じなのが、アウディS4です。

食事前でお腹が減っているのか、つい食べ物の話になってしまいました。

 

こんにちは~

美味しいものには目がないイズムです^^

 

アウディS4は、A4のスペシャリティーモデル。

たとえるならメルセデスベンツならばAMG仕様車。

そして、BMWならばMシリーズと言ったところ。

国産車ならスバル・インプレッサのSTIでしょうか。

 

Mベンツ・AMGとBMW・MのライバルはFR駆動に対して、アウディS4は得意な4WD駆動「クアトロ」で勝負しています。

乾燥路面では、走行性能の差はそれほど感じられませんが雨天や積雪路面では絶大な威力を発揮するクアトロシステムは、いつ如何なる時でも快速のオールラウンダーといえます。

積雪地域にお住まいなら、イズムは迷わずS4をお勧めします。

ボディースタイルは、セダンとワゴンのアバントの2種類ですが、オープンモデルのカブリオレがあったシリーズもあります。

 

5代目アウディS4(2008年)

基本的には、ベースとなったA4と同じです。

しかし、フロントグリルやドアミラーなど細かなところの造形が凝った造りは、いかにもスーパースポーツセダンに相応しいものです。

 

搭載エンジンは、先代モデルの4200ccからダウンサイジングされた3000ccV6DOHC直噴スーパーチャージャー搭載。

最高出力は、333PS/44.9kg。

先代モデルは、344PS/41.8kgなので、馬力ではやや下回っていますがトルクでは上回っています。

1200ccとコンパクトカー一台分もの排気量をダウンしたにも関わらず、このハイパワーはスゴイ!の一言に尽きます。

 

ミッションは、6速MTと7速DCT。

7速DCTにはハンドル脇に設置されるパドルシフトで素早いシフトアップが可能です。

4WDのクアトロシステムは、左右後輪のトルク配分まで電子制御された優れもの。

WRCでいち早くターボ+4WDを持ち込み、その後のラリーシーンを一変させたアウディのスポーツ4WDセダンは今でも超一流です。

 

4代目アウディS4(2005~2008年)

アウディーの顔と言える、「シングルフレームグリル」のS4。

オープンモデルの2ドアカブリオレも販売されていました。

搭載エンジンは、4200ccV8DOHC(344PS/41.8kg)でミッションは6速MTと6速AT。

駆動方式は4WD。

 

3代目アウディS4(2002~2005年)

シングルフレームになる前のモデルなので、ちょっと前のアウディ顔のS4。

内容的には、4代目と同じというよりも3代目から4代目へはフロントグリルのみ変わっただけで、後は3代目のキープコンセプトだったのです。

搭載エンジンもボディースタイルも3代目と同じです。

4200ccV8エンジンは、3代目で初搭載されました

 

2代目アウディS4(1997~2002年)

ボディースタイルは、セダンとワゴンの2種類。

エンジンは、ベースとなったA4と同じ縦置きエンジンの4WDでした。

搭載エンジンは、2700ccV6・DOHCツインターボ。

イズム的には、ツインターボの語感が無茶苦茶懐かしく感じられます。

 

ミッションは、6速MTと5速ATです。

スペック的に現在のS4と比べられるものではありませんが、当時の最先端を行っていたということが感じられます。

 

初代アウディS4(1992~1994年)

アウディ100をベースとして誕生したのが初代S4。

実は、A4よりも先に生まれていたのですね。

 

ボディーはセダンとワゴン。

ミッションは、6速と5速のMTに4速AT。

もちろん、駆動方式は4WDのクワトロ。

 

搭載エンジンは、4200ccV8と2200cc直5DOHCターボの2種類がありました。

S4は、初代モデルから走りに特化していたということが分かります。

 

アウディS4の人気と査定

燻し銀のような、玄人が好きそうな走りのS4。

4WDのスポーツセダン好きには絶大なる人気を誇ります。

ただ、ライバルのMベンツやBMWに比べると人気はちょっと低いでしょうか。

しかし、人気が急激に上がったり下がったりしないので割と安定しているのがアウディS4です。

 

いつも通り、新型発売などの情報には注意して売却を考えれば難なく高値が付くでしょう。

査定は、直近5年のもの(現行モデル)で約270~500万円です。

 

 

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