モデル末期のパッソの人気は緩やかに下降
街中で自分の乗ってる車と全く同じモデルで同じグレード、そしてボディーカラーまで一緒の車が近くを走行しているのはどうですか?
人と同じ車で被るのはいや。
もっと、イヤなのは、ボディーカラーが被っているのは我慢できません。
人と違った色の車に乗りたい!
コンパクトカーでもっとも多いボディーカラーの車は?
こんにちは~
コンパクトカーは企業で大いに役立つ車だと考えているイズムです^^
イズムのマニアックな知識からお答えしましょう。
それは、トヨタのエントリーカー「パッソ」の全9色12パターンです。
最近人気のルーフがホワイトの2トーンカラーももちろんあります。
兄弟車のヴィッツよりも、全幅で3cm全長で10cmほど小さくなっているトヨタ最少(まぁ、初代登場時はまさしくその通りだったのですが、現行2代目ではiQと軽自動車を除くになります。)のボディーサイズです。
ですので、プチトマトならぬプチトヨタの愛称をもらいました。
初代の頃のCMには、プチトマトとパッソのCMがありましたね。
また、トヨタと業務提携にあるダイハツとの協同開発車であるパッソ。
ダイハツでは、ブーン名で販売されていますが、どちらかのOEM車ではなくどちらもオリジナルモデルとされています。
初代(2004~2010年)
ダイハツからのOEM車、デュエットのブランニューモデルとして発表されました。
先代モデルからのエントリーカーとしての座を受け継ぎ、運転しやすいコンパクトカーとなっています。
小さな車体なので取り回しはしやすく最少回転半径は軽自動車並の4.3m。
ボディースタイルは、5ドアハッチバック。
軽自動車には、真似できない余裕の横幅がゆったり感を演出。
前席は、通常のセパレートの他にハンドバックなどを置きやすくて使い勝手の良いベンチシート仕様もあります。
また、ヴィッツにはないコラムシフトや足踏み式パーキングブレーキなどになっています。
搭載エンジンは、ダイハツ製の1000cc直3DOHCと1300cc直4DOHCで、駆動方式はFFと4WD。
ミッションはコラムシフトの4速AT。
初代には、スポーツ心を刺激してくれる「Racy」グレードやTRDがカスタマイズした「TRD Spots M」などのスポーツグレードも存在しました。
スポーツグレードは、フロアシフトの4速ATと5速MTです。
ですので、前席はセパレートシートになります。
2代目(2010年~)
初代モデルで女性層からの支持を受け、さらに女性に使いやすいモデルに進化したのが2代目パッソ。
内装デザインは、丸形をモチーフにデザインされています。
スピードメーターは大型の半円形でダッショボード中央に鎮座するセンターメーターです。
グレードは、1.0X・1.3G・1.0と1.3のHana。
標準仕様とHanaとは、フロントマスクのデザインが違っていて、Hanaの方が曲線を使用した柔らかなデザインになっています。
2代目パッソのボディーカラーは和名が使われていて、例えばユキ・アズキ・スミレ・シンジュ・キナコ、、、などなど、和名なのですぐにピンときます。
搭載エンジンは、1000ccと1300ccなのは変わりませんが、2014年にマイナーチェンジを受けアイドリングストップ搭載車の燃費は、1000ccで27.6km/L(JC08モード)と従来比30%以上もよくなりました。
アイドリングストップ装置があるのと無いのとでは、燃費で約1km違い、オプションでは約5万円ほどしますが、走行距離が多い方は取り付けた方がお得となるでしょう。
前席には、使い勝手の良いベンチシート仕様も2代目に受け継がれ、さらに後席は前方にスライドして後席に置いた荷物の落下を防いでくれるロングクッションモードを全グレードに搭載しました。
また、VSC、TRC、緊急ブレーキシグナルを全車に搭載して安全性を高めています。
パッソの査定と人気
2代目発売からマイナーチェンジを経てモデル末期となっているパッソ。
未だ女性からの人気は高い物があります。
燃費もコンパクトカーの中では上位に入る実力派です。
しかし、モデル末期ですので人気は緩やかに下降中と言ったところでしょうか。
モデルライフから考えると2016年くらいにニューモデルとなるかもしれません。
売却を考えている方は、モデル発表前に行動するのが賢いですね。
査定は、直近5年もの現行モデルで約17~125万円です。
FFよりも4WDそして、Hanaが高額査定になります。
ますます燃費向上を果たしているパッソですが、今後のニューモデルが気になるところです。
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