現行モデルのラフェスタはOEM供給ということもあり人気に陰り
日産のミニバン言えば、「パパママリバティ」のフレーズで有名なリバティでしょう。
その前のモデルと言えば、プレーリーです。
プレーリーは、日産初の家族のための車として開発されたので、4ナンバーの商用バンモデルは当初からありませんでした。
まさに、家族のための元祖ミニバンと言えます。
これらのリバティやプレーリーの後継車と言えばラフェスタ。
今回はラフェスタに付いて詳しくお話しをして行きたいと思います。
こんにちは~
日産車には何台も乗ってきたイズムです^^
日産ラフェスタは、日産ミニバンの始祖のプレーリーやリバティ直系を持つ、まさに正統派の背が低いミニバンです。
ライバルは、トヨタ・アイシスやホンダ・ストリームなどのやはり背の低いミニバンとなります。
背の高いミニバンよりもずっとスポーティな走りが楽しめて、さらに積載能力や乗車定員は同じと、走りと機能がまさにマッチしている魅力的なモデルとなっています。
ただしかし、残念なことに最近では、背の低いミニバンはいずれも苦戦を強いられていますが、日産・ラフェスタも例外ではありません。
初代(2004~2012年)
ボディースタイルは、5ドアミニバンでサイズは全長×全幅×全高=4575×1695×1670と5ナンバーサイズです。
ちなみに、ライバルのアイシスやプレマシーは、3ナンバーです。
全高は、立体駐車場には入らない1550mm以上となっていますが、最少回転半径は5.1mなので狭いところの取り回しも問題無くスイスイ行えます。
ボディーデザインは、ミニバンながらきちんとボンネットがありスクエアーなとても取り回しがしやすいデザインです。
デザイン的には大人しくなっていますが、ルーフには開放感抜群のパノラマミックルーフが採用されています。
サンルーフのような開閉こそ出来ませんが天気の良い時の爽快感は格別です。
真夏など日差しを遮りたいときには、サンシェードがありますので締め切ってしまえば快適そのものです。
初代ラフェスタは、唯一の後席スライドドア搭載の背の低いミニバンとなります。
後席ドアは、スライドドアが左右に備わります。
助手席ドアはリモコンや運転席からのスイッチで開閉可能ととても使いやすいですね。
実はラフェスタは背の低いミニバンではいち早く使い勝手の良い両側スライドドア仕様としました。
搭載エンジンは、2000cc直4・DOHC(MR20DE)の1種類のみでミッションはエクストロニックCVTのみで駆動方式はFFと4WD。
ハンドル脇に付くパドルシフトで、ミニバンなのに変速ギヤを俊敏にアップダウン出来て、思ったよりもかなりスポーティに乗りこなす事が出来るのもラフェスタならです。
アイシスは1800ccと2000ccでストリームは1700ccですので、ライバルと互角かそれ以上の走行性能と言えるでしょう。
インパネシフトが採用されていますので、運転席から助手席への移動も簡単に行えるウォークスルーとなっているのはうれしいところ。
グレードは、20S・20M・プレイフル。
それに、ライダーやハイウェイスターなどの特別仕様車などがあります。
2代目(2012年~)
2代目ラフェスタは、実は日産製ではなくマツダからのOEM供給車のプレマシーです。
まぁ、余程のマニアでない限りあまり知られてはいないようですね。
もっとも、ボディーデザインやリヤはオリジナルのプレマシーとはそれほど違わないものの、フロント回りのデザインは日産テイストに直されていますので、同じ車とは気がつかないでしょう。
さらに、エンジンはマツダ製が搭載されているにも関わらずエンジンカバーには日産の文字が誇らしげに飾られています。
室内は、プレマシーと違うところはないので、知っている人が乗車すると?日産車なのになぜかマツダ風と気付かれてしまうのは致し方ないかもしれません。
日産党を自認するカーマニアからはあまり、好かれない車でしょう。
ボディーデザインこそ若干違うもののインテリアや走りの質までマツダ・プレマシーなのはOEM車の悲しい性ですね。
グレードは、ハイウエイスター・ハイウエイスターJパッケージ・ハイウエイスターGの3種類で、OEM元のプレマシーの上級グレードになっています。
駆動方式は、FFと4WD。
FFは、5速・6速ATで4WDは4速ATです。
アイドリングストップ機能やフレキシブルシート・インテリジェントキーなど本家同様に装備されているのは嬉しいことですね。
ラフェスタの人気は陰り
残念ながら、現行モデルの2代目はマツダからのOEM車と言う事もあって人気はあまりありません。
ですので、中古車で狙うなら格安で手に入るかもしれません。
中古車市場でちょうど価格的に最も安くなった日産製の初代ラフェスタの方が高いは人気ですね。
査定は、直近5年もので約40~175万円になります。
人気が高いのはハイウエイスターGなどの豪華装備車となるでしょう。
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