車を自動車ローンで買う時に注意すべきこと
想像してみて下さい。
ふと訪れた中古車店に、夢にまで見るような憧れの車がありました。
残念ながら、あなたの貯金は現在ゼロ。
しかし、この機会を逃せば一生その車には巡り会えないかもしれない。
あなたのアタマの中は、ここは我慢して見逃すか、それとも清水の舞台から飛び降りる気持ちでローン即決で購入してしまうか、心が揺れ動いているはずです。
車好きのイズムも、そのような事がかつてありました。(何度も。)
結果は、カーマニアなのでもちろん・・・です。
自分の事を、「ローンレンジャー」と名乗っていたこともありました。(内輪だけでですが)
こんにちは~
欲しいものは欲しいイズムです^^
しかし、結婚をしてしまうと中々自分の思い通りにはならないものですね。
イズムの稼いだお金は奥さんのもの。
奥さんのものは奥さんのもの・・・
ということで、今日は恐妻家に付いて・・ではなく自動車ローンに付いてお話しをしたいと思います。
ローンはとても便利ですね。
何故って?ないお金で物を先に手に入れることができるからです。
今は当たり前になっていますが、正直、こんなにスゴイ制度はないとイズムは思っています。
しかし、便利なローンですが使い方を間違えるととんでもないことになってしまう可能性も秘めているので、良い面も悪い面も理解して利用する必要があります。
その辺りをお伝えしておきますね。
経済状況に合わせてお金を操作
車を購入するには、新車にしても中古車の激安特価車にしても、それなりにお金が掛かりますね。
ぽんっと現金で購入出来ればローンを組む必要もありませんが、中々現金を貯めるのも大変ですから高額なものはやはりローンで買うのが便利です。
欲しい中古車を3年から5年ローンなどで購入して、後で全額を支払ってしまうなど、自分の経済状態によって自由に操作することができるところも利点ですね。
もし、車が1台買えるくらいの現金があったとしてもローンを組む人も多くいます。
それは何故なのか?
人にとってお金は、安心材料でもありますし、投資などをする人は分かると思いますが、現金で買ってしまうとせっかく自由に動かせる現金があるのに、それを手放してしまうことになるので、(投資する)機会損失になってしまいリスクになるという考え方もあるからです。
(これは、減るリスクではなく増える機会を逃すというリスクです。)
逆にローンは身を滅ぼす可能性があると考え、全て現金で買う方もいらっしゃいます。
それぞれの個人によってお金の考え方も違うので、何が正解とは言えませんが、社会一般的に見るとローンというのは当然のように利用されているのが分かりますね。
それでは、車をローンで買うときに注意すべきことについてお話しして行きましょう。
毎月の支払い額に注意!
まず、車のローンを使うのに注意するべき点は金利でしょうか。
申込時に、購入金額に金利や手数料などが加えられて総支払額が決まります。
毎月の支払額は無理なく払えるように設定しなければなりません。
早くローン返済を終わらせたいがために給料のほとんどを払ってしまっては(こんなローンの組み方はできないでしょうが)、毎日の食費にも困りますしガソリン代や駐車場代などのランニングコストのことも考えなければいけません。
毎月の支払額は月給の20%から25%くらいが適当なとこでしょうか。
頑張っても30%以上の支払いはしないほうが無難でしよう。
査定バカ個人的には、15%くらいが丁度良い(月給30万円で4.5万円支払い)と思っていますが。
ちなみに、自動車ローンは単体ではなく、他にもローンを組んでいる(融資を受けている)のであれば、それと合算して支払額を考えなければなりません。
総融資額は、支払額ベースで給与の40%が限度くらいでしょうか。
ローンが組めてしまうから、何でもかんでも融資を受けてしまっていると支払いの許容範囲を越えてしまい大変なことになってしまうので注意が必要です。
今の世の中、なかなか経済状況も不透明で将来の給与に関しては予測が出来ません。
昭和の高度成長期のような右肩上がりの経済では無いので、民間企業も公務員もある日突然解雇されてもまったく不思議では無いくらい不安定な世の中です。
しかし、自分がどんな経済状況でも月々のローン返済はしなければならないのです。
もしも、ローン返済の途中で払えなくなってしまうと、最悪の場合は車を手放さなくてはいけなくなってしまいます。
利用するローンによって変わる金利
また、どこの自動車ローンを使用するかによっては金利がかなり違ってきます。
信販系なら、2.7~14%。
銀行・信金信組系ならば1.5~6%。
労金系は、1~4%となっています。
ディーラーのローンは信販系が多いですね。
最近では、期間限定低金利1.9%などとキャンペーンを行っていることもあるので、良く確認しておくべきでしょう。
もちろん、返済期間が長くなればなるほど金利が多くなり総支払額が増えるので、毎月の返済額と金利などをよく考えてローンを利用しなくてはいけません。
この中で、ダントツに金利が安いのは労金系で次は銀行系です。
ちなみに金利が安いローンは、それなりに審査が厳しいことがあるので信販系ではOKだったのに、銀行系では通らないこともしばしばあるのでよく注意しなければなりません。
頭金を、規定額以上入金しなければならないこともあり、特に労金や銀行系はよく確認しておきましょう。
また、ローンで購入するにしても、頭金のありなしやボーナス払いのあるなしで月々の支払いもかなり違ってきます。
例えば、頭金をいくらか入金できて夏冬のボーナス払いがいくらかあれば、月々の支払いはかなり少なくできて毎月の支払いの負担が軽減されます。
融資先機関や借入金額によっては、いくらか頭金を入金しないとローンが組めないこともありますので、それぞれのローン内容を事前に良く確かめないとダメですね。
他の融資にも影響がある自動車ローン
先程も他に融資を受けている場合は、総支払額で考えなくてはいけないというお話しをしましたが、逆のお話しをすると自動車ローンを組んでいると住宅ローンなどを組もうとするときに融資額の減額がありますので、近い将来的に住宅を購入しようと考えている方は注意して下さい。
例えば、年収から見て月々の支払総額の限度額が15万円の方の場合で、自動車ローンの支払いが月々5万円あるとすると、住宅ローンの借り入れの時には月々10万円の支払い額が限度となってしまいます。
この15万円と10万円の差は大きいですよね。
ローン期間35年で単純計算すると。
15万円が支払い限度額の方は、住宅ローンとして6,300万円借り入れすることができるが、10万円が支払い限度額の方は、4,200万円しか借りることができないということです。
2,100万円の差は大きいですね。
もちろん、住宅ローンを組む時も限度額まで借りる方は少ないかも知れませんが、限度額が大きければ選択肢も増えますし、頭金を入れる額なども変わってきます。
このように自動車ローンは、単体で考えてしまうと後で痛い目にあってしまうので、融資は計画的に受ける必要があるのです。
ちなみに、住宅ローンを組む時に一括で自動車ローンを返済してしまえば、このように限度額が抑えこまれてしまうことはなくなりますので安心して下さいね。
ここでも説明は、あくまでも自動車ローンを組み続けるとというお話しですから。
無理なく支払いが続けられる融資
自動車ローンを組む際に最も大切なことは、毎月の支払が無理なく支払って行くことができるかどうかということです。
その為には、現在ある他の融資の支払いはどれくらいで、後どれくらいの期間残っているのか。
今後に融資を受けるであろう額で、月々どれくらいの支払いを行っていく予定なのか。
この辺りを明確にしておくことが大切になりますね。
ちなみに、イズムのように会社を経営しているとローンは組みにくいという辛い現実があります。
そして、いつ会社が潰れて(そんなことにはさせませんが)も、払って行ける額しか借り入れはしていません。
自動車ローンというのは、めちゃくちゃ便利な半面、めちゃくちゃ怖い制度でもあるのです。
車を購入するときに、現金で衝動買いとローンで衝動買いでは意味が違ってくるということを肝に銘じておきましょう。
イズムのように欲しいものは欲しいという性格の方は、特に注意しておく必要がありますね^^
融資は計画的に!
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