高級路線に行くも高級車の一員に成り切れないパサート
昔のホンダ車には、音楽の名前が付いていました。
バラード、コンチェルト、ジャズ、アコード、さて、フォルクスワーゲンの車名には、パサート、ボーラ、ジェット、シロッコとありますがドイツ語で風の名前になります。
ちなみにパサートは、ドイツ語で貿易風です。
ホンダの車名の付け方は、フォルクスワーゲンを真似たのでしょうか?
残念ながら、ホンダの今の車名の付け方は音楽にはこだわっていませんね。
こんにちは~
命名に何のこだわりもないイズムです^^
イズムの名は、査定に付いての知識がバカなくらいあるから。(自画自賛)
ただ、それだけです^^
と、イズムの話でもホンダ車の話でもなくて、今回はフォルクスワーゲンを代表するフラッグシップセダンの貿易風「パサート」のお話です。
初代パサート~4代目パサート (1973~1997)
初代パサートは、1973年にグループ企業のアウディ80をベースとしたセダンで登場しました。
しかも、ベースとなったアウディ80はオーソドックスな3ボックスセダンなのに対して、リヤ回りのデザインをファストバックとしたため純粋なセダンではなく、日本で言えばホンダ・アコードにかつてあった5ドアハッチバックの様な佇まいです。
エンジンは縦置きで何故かFF駆動?トヨタ初となるFF駆動車のターセルと同じレイアウト(ターセルのほうが後だからパサートをまねたのかな)。
ボディースタイルは、ファストバックセダン(2ドア・4ドア)と5ドアハッチバックのヴァリアントの3種類。
1980年には、2代目パサートにバトンタッチされました。
ヘッドライトは、丸め4灯式から角形2灯式となりましたが、ボディデザインは初代のイメージを崩すことなくまとめられています。
この頃は、日本へは正規輸入されていません。
1988年には、3代目にモデルチェンジされました。
グリルレスデザインのフロントマスクが印象的です。
このモデルからエンジン搭載方法が縦から横型に改められ、搭載エンジンは2000ccと2800ccに拡大。
1993年には、4代目にモデルチェンジされましたが、内容的には3代目モデルを踏襲したものとなっています。
フロントデザインは、この当時のVW車(フォルクスワーゲン)を代表するハッピーフェイスになっています。
5代目パサート(1997~2005年)
同時期のアウディA4がベースで姉妹車関係になっていますが、パサート方がボディは大きくなっています。
パサートは、この5代目から高級化路線に拍車が掛かかることになります。
搭載エンジンは、シリーズ中もっとも最多です。
1800cc直4DOHCのNAとターボ、2800ccV6DOHC、2000cc直4SOHC、2300ccV5SOHC、4000ccW8DOHCと実に5種類のエンジンで展開されており、多くの層をターゲットとしていました。
6代目パサート(2005~2010年)
ボディは、5代目よりもさらに拡大されて、より高級路線へ。
エンジンは、ダウンサイジングターボのTSI搭載車が初登場となり、DOHCで1800ccと2000ccのエンジンにはすべてTSIが搭載されました。
3200ccと3600ccにはV6エンジンです。
ちなみに、3600ccV6の最高出力は299馬力でシリーズ最強モデルになります。
7代目パサート(2010年~現行モデル)
ボディーデザインは、先代モデルをキープコンセプトとしており、高級路線には変わりがありません。
搭載エンジンは整理されて1400ccのTSI搭載車と2000ccのどちらもターボを搭載しています。
6代目パサートを踏襲してデザインも現代風にリファインされた現行モデルは、6代目パサートのビックマイナーチェンジ版と言ってもいいかもしれません。
先代モデルを踏襲しながらも、ドライバー疲労検知システムなどの安全装備やアイドリングストップなどのエコ装備も搭載されています。
パサートの人気と査定
フォルクスワーゲンのフラッグシップセダンのパサートですが、ライバルは、メルセデスベンツやアウディとなるのでしょうか。
フォルクスワーゲンといえば親しみやすいゴルフなどが中心なので、高級セダンを得意とするライバルにはかなり苦戦を強いられてそうです。
しかし、ゴルフを乗っていた方がステップアップして、パサートに乗られるには肩肘張らずに乗れる高級セダンでしょう。
査定は、直近5年のもので約85~240万円です。
5代目パサート以前のモデルの売却はかなり難しく、欧州車専門中古車店で、尚且つ古い車も取り扱っているような業者であれば、ひょっとしたらそれなりの査定がつくかもしれません。
ですが、期待はかなり薄いでしょう。
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