車の買取で必要な手続きや書類を教えて

Q
車の買取で必要な手続きや書類を教えて下さい。

田舎から都心に出て来る時に実家の車を持って来ました。
新しく車を買う予定なので何をどうすれば良いのか知りたいのですが。。。

状況：車の所有者は父親で、質問者本人が使用者です。

父に何を用意してもらうのか？
私は何を用意すれば良いのか？
などなど・・・

A
名義が違う車でも、必要な書類を準備すれば問題なく売る事ができます。

あなたの場合はお父様が所有者となりますので、お父様の印鑑証明書と、実印が捺印された委任状と、実印が捺印された譲渡証明書(譲渡証)が必要となります。

印鑑証明書

委任状

譲渡証明書(譲渡証)

その他には、通常、車を買取店で買取ってもらう場合と同じで、自動車納税証明書、、リサイクル税委託証明書、自動車検査証(車検証)、自賠責保険証明書が必要になります。

自動車納税証明書

リサイクル税委託証明書

自動車検査証(車検証)

自賠責保険証明書

次にあなた本人は、車庫証明書、登録手続きを販売店に任せる場合は実印が捺印された委任状、印鑑証明書が必要になってきます。

車庫証明書

納税証明書は自動車検査証(車検証)などと一緒にしているはずですが、もし紛失等で見当たらないのであれば、お父様が在住の役所で登録番号・車台番号・所有者の住所・所有者の氏名で発行してもらえます。

また納税証明書は車体番号の確認が必要です、お父様の名義とのことですので有り得るのは、お父様が複数台の車を所有していて、納税証明書が別の車のものであったりする場合がありますので注意して確認するようにして下さい。

自動車検査証(車検証)、自賠責保険証明書の車体番号が一致しないという場合はもちろんのこと、必要書類が違う場合には盗難車や不正な車の可能性があるので買取はおこなわれません。

自動車検査証(車検証)と自賠責保険証明書は車に常備されていないといけませんので、車をいま乗っているのであれば、納税証明書、車庫証明、リサイクル税委託証明書もほとんどの場合は、自動車検査証(車検証)と自賠責保険証明書と一緒に保管してある場合が普通ですが、確認はしておくしょうにしましょう。

名義人は自動車検査証(車検証)に書いてある所有者ということになります。

ローンが残っていると所有者と思っていても、自動車検査証(車検証)の所有者はローン会社や車のディーラーということがあるので注意が必要です。

あなたが買取店に出向く際に特別用意する必要なものはありませんが、お父様に了解を取る事、時間があるのであれば、先に買取店や次の車の販売店に出向き、名義人と契約者が違う事を告げ、委任状や譲渡証明書(譲渡証)を受取りお父様へお送りするのがいいでしょう。

最終的に売却を決めた際に、買取店によっては、本人確認の電話を行う場合があります。

電話での確認が必要かどうかも事前に聞いておいたほうが良いかも知れませんね。

通常、買取店では自動車検査証(車検証)の所有者とあなたの身分証明書が違うと、決して査定は行いません。

査定を行う時に自動車検査証(車検証)の提示を求められるのは車の詳細を知ることだけではなく、その為もあるのですね。

一応の査定額を知りたいという使用者の希望は聞いてもらえませんので注意が必要です。

簡単に考えると、人の物を勝手に売ろうとしても普通は買い取ってくれないですよね。

本人の物を買取るというのが普通ですから・・・

だから、持ち主が売っても良いですよ～という証拠や証明を用意しておけば簡単に事が進む訳です＾＾

既に売る意思があるのでしたら、先に売却をする時に必要になる上記の書類をすべて査定の時に揃えておくのが一番早い道のりかも知れませんね。

スムーズに売却が進むと良いですね！

書類に関しての記事は、査定売却する際に必要な書類と注意事項という物もありますので、参考にしてみて下さい。