人気が絶大なN-BOXは査定価格が高値をキープ
現在、新車販売シェアの約40%にも達するようになった軽自動車。
スズキ、ダイハツは軽自動車ナンバーワンを奪い合う強豪ですが、かつてナンバー3だったホンダは、日産に軽自動車の販売で負けてしまいジリ貧状態です。
最近の軽自動車市場の拡大を、自ら軽自動車を開発・販売するホンダが黙って見ているわけがありません。
軽自動車販売3位の座を、日産から奪還すべくホンダは奮い立ったのです。
かつて、70年代の軽自動車市場にN360・初代Nシリーズで軽自動車ブームを巻き起こしたホンダは、初心に返りNシリーズを現代に復活させました。
NシリーズのNは、乗り物のNと言いきるホンダ。
NーBOXは、箱形の乗り物と言う意味でしょう。
こんにちは~
いつも1位を取りたいと願っているイズムです^^
ということで、今回はホンダ軽自動車ランキング起死回生の最終兵器NーBOXについて。
ホンダがガチンコで勝負を掛けたN-BOXの開発
N-BOXのライバルは、ダイハツ・タントとスズキ・スペーシア。
ホンダでは、絶対勝利を念頭に置き、軽ワンボックスの限られたスペースを有効に生かすためにエンジンルームを出来るだけ小さくする努力がなされました。
その結果、ライバルを凌ぐ室内空間を獲得することができたのです。
なんと、開発陣には元ホンダF1(第二期 Jバトンが運転したアースカラーのF1マシンが懐かしい。)のメンバーも参加するなど、ホンダの本気度が伝わってきます。
ホンダの、イメージ戦略によってライバルたちのもつ、子育てなどの所帯じみたマイナーイメージにとらわれることなく、新しいライフスタイルにすんなりと溶け込んで使い勝手の良い軽ワンボックスのN-BOXをアピールすることが出来たのはホンダの販売戦略の凄さですね。
しかし、実際に購入して使われるユーザーは、子育て世代が中心となり気軽な移動手段としてN-BOXを使用されることになるのでしょうが、購入時にはファッショナブルな使い方を夢見て買うものと思います。
このような、ホンダのイメージ戦略にうまく絡め取られたように、N-BOXは軽ワゴンナンバーワンの座を見事に獲得することができたのです。
ホンダの軽にDOHCが復活!
搭載エンジンは、それまでホンダの軽自動車の主流であったSOHCエンジンからより高性能なDOHCが搭載されました。
ホンダ発の4輪車である軽トラックのT360以来数十年ぶりの軽自動車へのDOHCエンジン復活です!
ホンダF-1テクノロジーが生かされた、エンジンは例えSOHCでも他社のDOHCエンジンよりも、とても官能的に高回転まで回るので、それがDOHCならばなおさら楽しいドライビングが得られるのは間違いありません。
ターボ搭載車の設定もあり、ライバルのターボパワーもまったく問題なしです。
もちろん、最新エコ技術のアイドリングストップ機能はもちろん搭載されているので、燃費にも期待が持てます。
荷室は、とても広く自転車も前輪を外すことなく楽々積載可能。
最寄りの駅まで自転車で通う高校生を雨降りなどで迎えに行っても、ちゃんと自転車を積んで帰って来ることが出来ます。
荷室が広いことは間違いなく便利な事です。
まぁ、大は小を兼ねる?ですか軽自動車なのに・・・
室内は、広々としていて質感には安っぽさがありません。
エンジン、積載量、室内とどれをとってもライバルを凌駕しているN-BOX。
ですから、軽ワンボックス売り上げナンバーワンは納得出来る結果ではないでしょうか。
人気の傾向と査定額
2011年発売開始されたN-BOX。
新車価格で、127~168万円していますが、中古車となると現在では70~160万円という相場です。
販売開始から、まだそれほど期間が経っていないN-BOXの中古車市場での人気は絶大なモノがあります。
新しいモデルが出るには、まだかなり先のことですし、ライバルメーカーから強力な人気モデルが出ない限り、人気は当分の間高く続くことは間違いありません。
当然に査定価格は、高い価格でキープされるでしょう。
特別仕様車、ターボ、4WDなどの査定は更に期待が高くなりますね。
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