車のチューニングは査定でどんなものが好まれ嫌われるのか
ジュネーブモーターショーが開幕しました。
そこで英国のホンダから次期欧州向け「シビック TYPE R」が発表されました。
コンセプトモデルですが究極のTYPE Rで2015年発売予定だそうです。
欧州向けなので日本では発売されませんが・・・
こんにちは~
買わないのに新型モデルが気になるイズムです^^
それにしても冒頭の「シビック TYPE R」究極なだけにお値段も高くて、日本円で400万オーバーだとか。
イズムの知っている日本で売っていた、シビックタイプRは初代は200万程度で2代目以降は~300万程度だったような。
メーカーは20代にスポーツカーを売る気はないのでしょうね。
ノーマルのシビックはファミリー過ぎるし、見た目もカッコ悪いのでデザイン重視の新車価格200万以下のスポーツカーを発売してみてほしいものです。
スポーツカーでなくてもファミリー過ぎない車で安い価格帯であれば、自分でドレスアップしたり、チューニングしたり車で遊ぶ楽しさを味わえると思うんですけどね。
いざ発売したらオジサンが殺到して、チューニングに大金をかけると^^
というわけで今回は買取査定でのチューニングカーの話です。
イズムが業界人だった頃にはミニバンブームでもありましたが、クルマ好きな人は自分好みにチューニングしている方が多かったですね。
街中でも爆音を響かせて走っているチューニングしている車両をよく見かけたように思います(興味の無い方からすれば暴走族ですけど)
チューニングカーといっても様々で、少しだけ手を加えたライトチューンからサーキット走行やレース用などのフルチューンまでそれぞれです。
当然、買取においての評価もバラバラでチューニング内容によってはマイナスになってしまうこともめずらしくありません。
好まれるチューニング嫌われるチューニング
そこで、買取専門店で好まれるチューニングと嫌われるチューニングについて説明したいと思います。
まずは大前提として現状で車検に通る状態であることが買取専門店では好まれます。
買取専門店や査定スタッフは車買取のプロであって、車のプロではありません。
知識的には素人よりは詳しいですが、チューニングカーやチューニングに関する知識は専門のショップに比べると著しく乏しいです。
なので、マニアックなチューニングやパーツに関する評価の基準は、車検に適合しているのか?人気があるのか?になります。
例えばマフラー、見た目や音を良くするドレスアップの定番でもありますが、本来はパワーアップのために交換するパーツです。
レースなどの競技用では義務付けられている触媒を外しているパーツもあり、そのままの状態では車検には不適合となりますよね。
そうなるとマイナス評価です。
パワーアップといえばエンジン関係、ターボ車ならタービンを交換したりするのが流行っていた時期がありました。
セッティングにもよりますが車検には問題はありません。
主流であるコンピューターチューン、これもセッティングによりますが車検には問題ありません。
これらは排ガスの測定時に問題がなければOKなのですが、排ガスの測定はアイドリング時なので影響はないのがほとんど。
ブローオフバルブ、これはアクセルを抜いた時にプシュー、プシューとその気にさせる音がするパーツで昔は走り屋系のターボ車であれば装着しているのが多かったパーツです。
基本的には車検は通りませんが、マフラーのように車検対応となっているパーツもあります。
エンジン関係では他にもありますが長くなるので省きますね。
上記のようなエンジン関係のチューニングはイメージ的にはマイナスのような気がしますよね。
逆に車検に適合しているので、もしかしてプラス評価?とも思いますよね。
このようなチューニングの場合、買取専門店では正当な評価はされていないことが多いです。
なぜか?
分からないからです。
他の記事でも何回も書いてますが、買取専門店は業者間オークションの落札データを元に買取査定価格を算出しています。
そのデータにはチューニングされている内容などは載っていないのです。
アルミホイールやエアロなどであれば記載されているので大体の評価は可能なのですが、見えない部分に関しては参考にできるデータが無いということ。
データが無いのでプラス評価なのか、マイナス評価なのかは買取専門店側の判断となり、買取専門店側に知識があるかどうかです。
多くは車検には問題はないのでチューニングされていない相場から、リスク回避のため少しマイナスでの買取査定価格の提示になると思います。
買取専門店に嫌われるのはお分かりでしょうが、車検に通らないようなチューニングです。
例えばロールバー、正確にはロールバーでも車検に適合する取り付け方があるのですが多くは不適合と買取専門店ではみなされます。
なぜか?
わからないからです(ちょっとしつこいですね)
オーナーが車検は適合すると言っても車検対応マフラーのように証明はできませんよね。
査定スタッフは車検の検査員ではないし、どのような取り付けであれば適合かなどの検査員並の知識があるわけでもありません。
それに一般受けもしにくいと判断されがちです。
なので買取専門店の多くはマイナス評価となります。
ここまででチューニングカーに関する買取事情の大体のことは理解していただけると思います。
ここで話が終わると、結局チューニングカーは高く売れないのか?
プラスは見込めないのか?
交渉するだけ無駄なのか?
と考えますよね。
ちょっと待ってください^^
正当な評価をされないのは、なぜでしたか?
わからないからでしたよね?
ならば、わかるところで買取査定をしましょう。
買取査定もしているチューニングカー専門の中古車販売店だとどうでしょう?
価値をわかってくれる、正当な評価をしてくれると思いませんか?
車検に通るや通らないなど関係ない業者があったらどうでしょう?
違法な業者ではありませんよ。
輸出業者であれば日本国内の車検は関係ありませんよね?
最近では日本のチューニングカーも海外で人気らしいので。
自分の愛車にあった買取専門店や業者を見つけましょうね^^
スポーツカーなどでかなり改造をしている車でも高く買い取ってもらえる?でも詳しくお話しをしているので、参考にしてみて下さいね。
- ※車検対応のパーツに交換していても純正パーツはあった方がプラスになりやすいことは忘れないように。
- ※エンジン関係はチューニング時の整備記録簿やチューニング後の整備記録があれば専門店での評価はいいです。
- ※買取査定時にはチューニングの詳細を別紙に添えておくのも重要。
他にも関連した記事がありますので、参考にどうぞ^^
車を高く売るなら
イズムが一括査定で愛車のアルファードを査定依頼してみると、最低査定額がカーチェンジA1の105万円、最高査定額はジーアフターの145万円でしたので、査定価格の差額は40万円にもなりました!
愛車を売却する際には、一括査定は避けては通れないですね^^
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