車にとって定期点検はとても大事というお話し
定期健診(健康診断)に行ってきました。
と言っても私ではなく、父親ですが^^
健康そのもの!
普段は健康を気にしている様子は全くなく、運動もしていないのに。
会社の定期健診だけに、年に一回は会社で自慢できるそうです^^
こんにちは~
健康な親を持つイズムです^^
定期診断といえば車でいうところの定期点検。
ということで今回は定期点検はとても大事というお話を。
知ってましたか?
道路運送車両法において、自動車の保守管理責任は所有者、使用者であるあなた自身にあることを。
教習所でも教わる日常点検とディーラーや整備工場で行う定期点検は法令で義務付けされているんです。
と言っても罰則がないので意識することが少ないですけどね。
日常点検はタイヤの空気圧や残り溝、エンジンオイルの汚れや量などと、多くは目視で判断できるのでたまにはチェックしてください。(本当は運行前は常にですが^^)
さてさて、本題の定期点検。
定期点検は乗用車の場合は法定12カ月点検と法定24カ月点検が義務付けられています。
(昔は6カ月点検もあったんですが法改正でなくなりました。)
この点検は日常点検のように簡単ではなく、点検しなければならない項目も定められていて、その数も多くプロでないと無理。
タイヤを外したり、測定機を使ってのチェックなどがあってそれなりの設備も必要。
なので、ディーラーや整備工場などにお願いすることになるわけですね。
そんな義務付けられている定期点検ですが、実際に定期点検をされているのは全体の40%程度だそうです。
イズムが業界人の頃も買取査定や下取した車両でもそうでしたね。
新車時の整備手帳があって、納車後の1カ月点検や12カ月点検の記載はあっても、数年経つと記載はなかったことが多かったです。
「日本車は壊れない」のイメージがありますし、それが新車から乗っているなら尚更ですからね。
しかし、機械である以上は使用していれば壊れるのは当たり前で、消耗品であれば交換が必要になってきますよね。
そのまま気づくことなく乗っていると故障やトラブルの元となるのは間違いありません。
その故障やトラブルを未然に防ぐ、早期発見するために必要なのが定期点検なんです。
定期点検さえしていれば発見、防ぐことができたトラブルの事例をひとつ。
日頃から乗っていても気づかない代表的なものが、ゴムや樹脂製のブッシュ類の痛みや破損です。
交差点などの曲がり角で右折や左折をするときに「カリカリカリ」と音がしている車を見かけたことはありませんか?
あれはドライブシャフトのジョイント可動部の損傷が原因です。
※ドライブシャフト・・・エンジンの動力をタイヤ(ホイール)に伝えるための棒。
タイヤはステアリングの操作や走行時には上下左右に動くのでドライブシャフトは可動することになります。
その負荷を軽減するためにローラーベアリング、ボールベアリングを利用しているわけで、これがジョイント(可動部)。
このジョイント部は金属同士が触れ合っているので摩耗や潤滑、保護のためにグリスをたっぷりと使用しているんですね。
グリスは封入しないと流出するのでゴム、樹脂製のブーツでジョイント部を覆っているわけです。
機会があればホイールの付け根の裏側を下から覗いてみてください、ゴム製の覆っているブーツが確認できるはずです。
そのブーツが経年劣化などによって破れてきたりするんですね。
破れただけでは異音などしないし、走行に支障もないので気づかないまま使用することに。
するとどうなるかと言うと、ブーツは破れているのでグリスが流出したり、砂などの異物がジョイント部に入って傷め続けることになります。
さらに傷み具合が酷くなってくると「カリカリカリ」と異音を放つようになってくると。
こうなってくると手遅れで、ブーツの交換などで済むはずもなく、シャフトやベアリングなどジョイント部の交換も必要になり、多額の修理費用もかかってきます。
定期点検を受けていれば、必ずチェックしてくれるのでブーツの破れや前兆を発見することができたかもしれません。
ディーラーや整備工場の方針によっては関係なく交換してくれていたかもしれません。
ブーツの交換だけであれば数千円の費用で済んでいたはずが、定期点検を怠ったため数万~十万円の出費です。
そのまま買取査定をしたらどうなるでしょう?
当然、多額の修理費用がかかるということはマイナス査定となりますよね?
修理を要するような車両は買取専門店も強気にはなりません。
業者間のオートオークションでも競り合いにならないからです。
壊れない日本車のイメージですが、ほったらかしはダメですよ。
特に今の車は昭和の車と違って複雑なので壊れると費用がかかることが多いです。
年に1回の定期点検はしておきましょうね^^
車を高く売るなら
イズムが一括査定で愛車のアルファードを査定依頼してみると、最低査定額がカーチェンジA1の105万円、最高査定額はジーアフターの145万円でしたので、査定価格の差額は40万円にもなりました!
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