【査定バカの実話】修復歴車発覚!かかってきなさい編 第2話

【イズムの実話】修復歴車発覚!かかってきなさい編 第2話

こんにちは~

イズムです^^

前回、大好評?のような気がする実話シリーズの続きです^^

 

前回までのあらすじ

査定をしに来店された本田さんの車が修復歴車であることが発覚。

事故や修理に身に覚えのない本田さんは、近所の顔見知りのお店での購入なので

そんなバカな?

と思いつつも査定結果を伝えに購入した店舗へと向かった。

 

詳しくは第一話を読んでくださいね^^

【イズムの実話】修復歴車発覚!かかってきなさい編 第1話

 

 

修復歴車発覚!かかってきなさい編 第2話

 

慌てた様子で購入した中古車販売店へと向かった本田さん。

 

2時間、3時間くらい経ったでしょうか、秋らしい夕暮れがきれいだなぁと思った頃、一台の車が。

 

査定バカおお!本田さんだ。

 

キキッーー。

 

怒りが増しているのか勢いよくブレーキ。

 

と思いながらも

査定バカ「こんにちは」

「どうでしたか?」

と、笑顔で話しかけると

 

お客さん「事故車(修復歴車)ではない!」

「買取屋は素人でちゃんと査定なんかできない、安く買いたたく為に何でも事故車と言いよる」

 

と購入した中古車販売店では言われたと本田さん。

 

お客さん「どういうことだ?」

「俺を騙そうとしたのか?」

当然、今度は査定バカに対して怒り口調で怒り顔・・・

 

 

査定員の資格はなくとも自分の査定結果に自信をもっているイズムとしては

(いいかげんな中古車屋が!なめてやがるぜ!クソッ!)

と思いながらも笑顔で

査定バカ「嘘なんて言いませんよ」

「もう一度説明しますね」

 

と、今度は他の車と見比べながら詳しく説明。

 

すると少しは冷静さを取り戻したようで

お客さん「ちょっと電話するけどいいかな?」

 

と本田さん。

 

査定バカ「どうぞ、いいですよ」

 

と、笑顔で返事しながらその場から離れて様子を見ることに。

 

 

どうやら電話の相手はさっきの中古車屋さん。

 

初めは冷静に話しているようだった本田さんの口調がだんだんと早口に!

 

(そろそろ怒るかも?)

と思いつつ近くで聞いてみることに。

 

 

すると

怒りつつも優しい口調で

お客さん「査定バカさん、ちょっといい?」

「電話変わって説明してくれないかな?」

 

先ほどの他の車と見比べての説明でイズムの査定を信用してくれた様子の本田さん。

 

(俺の出番が来たか!対決だな・・・)

 

とヤル気満々の査定バカ^^

 

 

勝手に正義だと思っているイズムですが、中古車屋にしてみれば余計なことを言ってくれている邪魔な存在なわけで・・・

 

電話に出ると案の定。

 

査定バカ「もしもしお電話かわりましたー^^」

「○○の査定バカと申しますー」

と愛想よくイズムが言うと

 

マシンガンの如く、怒涛の勢いで

営業マン「もしもし?お前か!」

 

「何を言うた!」

 

「どこが事故車や!」

 

「ただではすまさんぞ!」

 

「今から来い!」

 

「覚悟しとけ!」

 

と、捲し立てるので

 

 

この野郎(怒)と思いながらもそこは冷静に

査定バカ「査定に来られたので査定して、査定結果を伝えただけですよ」

「修復歴があったので修復跡の説明をしたまでです」

 

 

すると中古車屋さんは

営業マン「何が事故車や?どこが事故車や?修理しただけで事故車か?コラッ!」

「しょうもないこと言うたらアカンぞ!コラッ!」

 

ビビらせたいのか、事故車を取り消しさせたいのか、とにかく捲し立てるので

 

査定バカ「間違いなく修復歴車です!」

「いいですか?説明しますね」

「まず板金箇所は・・・」

「交換している個所は・・・」

「トランクのフロアパネルが・・・」

「おそらくリアガラスも交換で・・・」

「修理した際の溶接個所がココとココで・・・・」

 

と、電話での説明。

 

相手も車屋なのでここまで詳しく説明すると反論できないはず。

 

と思いきや

 

 

営業マン「何でいちいち事故車や修復歴とか本人に言うんじゃ!」

「だまって金額だけ言うたらええんじゃ!」

「お前が余計なこと言うからエエ迷惑じゃ!」

とオッサン(中古車屋)

(ここまで言うと笑顔が売りの査定バカでもさすがに怒るのでオッサン呼ばわりします^^)

 

査定バカ「そうですか」

「言われて困るのであれば、前もって車種とお客様の名前を教えといてくださいよ、口止めされてるって言いますけど」

と嫌味な感じで答える査定バカ^^

 

営業マン「何ーーー!」

「お前、一回こっち来い!」

と更に怒るオッサン。

 

査定バカ「私はそちらに用がないので、用があるならそっちが来てください」

 

と火に油を注ぐ査定バカ。

 

 

営業マン「ああ?なめとんか!上等じゃ!」

「名刺ファックスしてこい!」

 

とヤル気のオッサン。

 

査定バカ「いいですよ、今から送るので何時に来ます?」

「私も忙しいので時間を決めてください」

 

と言うと。

 

営業マン「ああ?時間言うたら逃げるんちゃうんか?」

とオッサン。

 

査定バカ「何で私が逃げるんですか?」

「その時間に何があっても居るようにしますので安心してください」

 

と平常心を装いながら答える査定バカ。

 

査定バカ「では、本田さんにかわりますね」

 

と電話を本田さんへ。

 

 

オッサンの大きな声が電話の向こうから聞こえていたためか

お客さん「何かごめんな、大丈夫?」

「ちょっと行ってくるから」

 

どうら本田さんはオッサンの店にもう一度行くようなので

 

査定バカ「全然、大丈夫ですよ、慣れてますので^^」

「中古車屋さんを庇うわけではないですが、もしかすると騙しではなく、修理歴は知っていたけど本当に修復歴車だとは知らなかった、思っていなかったかも知れませんね」

「かなり丁寧には直しているので査定の仕方を知らないのであれば分からない可能性もあるので」

「一応、説明はしているので今は理解できていると思いますよ」

「妥協案としては、修復歴の無い車としての買取査定価格ではなく、業者オークションの落札相場で買取がいいと思いますよ」

「本田さんが乗られてから故障やアレッ?と思うこと無かったでしょ?」

 

と、少しだけオッサンのことも考慮しながらアドバイスをする仏の査定バカでした^^

 

 

このように当時は修復歴の発覚や、メーター巻き戻しなどの発覚が多々とあり、その度に持ち主の変わりに交渉したり、揉めたりとしてましたね^^

 

そうそう上の話ですが、当然、名刺をファックスしましたよ。

ムカついていたので限界まで拡大コピーして送りつけてやりました。

査定バカ「今から行くから居てください」

と一言添えてね。

 

来なくていいと伝えてくれと事務員に電話がありましたけど^^

 

 

後日、本田さんから連絡があり、話がついたのでありがとうと連絡もいただきました。

 

どこかで買取査定をしなければ本田さんは、愛車の隠された価値を知らないままだったかも知れません。

 

本田さんだけでなく、他の方にも言えることなので、自分の愛車の事実、価値を知るためにも買取査定は必要なことですね^^

 

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