シーマというブランドを育てきれなかった日産

先日、仕事関係で仲良くなったA氏とお会いすることになり、わざわざ迎えに来ていただくことに。

どうやら新しく購入した車が納車されたようで見せたい様子^^

 

査定バカは、ジャンルを問わないクルマ大好き人間。

なので、誰かが納車と聞けば他人事なのにワクワクしてしまうのです^^

ということでワクワクしながら約束した時間の10分前に約束場所へ行くと、チカチカとハザードを点滅させている車両を発見。

 

すでに待っている(笑)

新しい車は日産のフーガか?と傍によってよく見てみると

 

ん?

 

おおお、フーガではなくシーマだ!

 

A氏は初めての車が初代シーマで2代目、3代目と乗り継ぎ、ずっとシーマで!と長年乗っていたのですが、子供が生まれるころに手放すことになり。

子供が大きくなったら絶対にもう一度買う!と決めていたそうで、今回の納車は長年夢見ていた瞬間で本当に嬉しかったのでしょうね。

 

30分前から待っていたようですし^^

 

シーマという車種は、一度消滅したので復活した時には日産に喜びのメールを本社に送り、営業マンを呼んで見積りもしてもらってたぐらいなので。

 

こんにちは~

先輩のお父さんの初代シーマに乗って感動した査定バカです^^

 

ということで今回はA氏からのリクエストもあってシーマの話。

シーマ運転席

 

初代シーマ

初代シーマが発売されたのは昭和63年、1988年の1月。

 

トヨタのクラウンが3ナンバーのワイドボディを発売するというので対抗車としての開発がスタート。

セドリック、グロリアがベースではあるもののボディは完全な3ナンバー専用でセドリックやグロリアと比べて迫力があり、存在感はピカ一でした。

 

それまでの3ナンバー車は排気量が2000CC以上で前後のバンパーが大きくなった程度であり、横幅など見た目は5ナンバーと変わらないような車ばかり。

そこへ登場したのが3ナンバー専用のボディをまとった日産のシーマ。

ジャガーのような風格のある姿は、世のお父さん方をしびれさせました。

 

「いつかはクラウン」から「いまこそシーマ」へ、時はバブルということもあって売れまくり、シーマ現象と言われたほどです。

見てくれの良さもヒットの要因ですが、実は中身も凄いの一言。

 

特に日産が得意にしていたターボエンジン搭載の走りは強烈で、信号待ちなどで止まっている状態からのスタートでは、リアが深く沈み込んでから加速していくのがロケットのようでカッコ良かったですね。

この初代シーマ以降、3ナンバーボディの車が増えていくことになり、セダンは大型化していきます。(シーマ現象の影響もありますが、自動車税が変わったのも要因)

 

ちなみに初代シーマはセドリック、グロリアがベースなのでセドリックシーマ、グロリアシーマが正式名称でしたね。

さすがに20年以上も前の古い車なので中古車市場では希少車です。

 

走行距離が少なく、程度が良い車両は100万円オーバーのプライスで店頭に並んでいたり、買取でも50万オーバーで買取された例があるほど。

程度が良いことが大前提なので、年式相応に傷んでいる車両はそれなりの金額なので過度な期待はしないように^^

 

たまに走っている姿を街中で見かけると今では珍しいセンターピラーが無いシンプルなデザインカッコいいですね。

購入される方は、部品の問題もあるので維持費はそれなりにかかることもお忘れなく。

 

2代目シーマ

さて、2代目は1991年に発売。

 

車名を先代のグロリアシーマ、セドリックシーマではなく、シーマとして堂々の再スタート。

ついでにセンターピラーも備えて剛性と居住性をアップ。

 

バブル時代の申し子らしく、海外の高級車(特にイギリス車)を真似てアナログ時計や20箇所も設置されたライトが状況に応じて点灯するトータルコーディネート照明や、いかにもロールスロイスやベントレー車ちっくなタン色の本革の内装。(以外にカッコ良かったです)

さらには、インフィニティQ45に採用されていたアクティブサスペンションも採用でバブル経済に相応しい豪華な車でした。

 

ただ、アクティブサスペンションのシーマは・・・・よく壊れました。

サスペンション以外にも電装系も。

本当に壊れまくるので査定バカはアクティブサスの4,1Lは求められても1台も販売しなかったほどです。

 

後期型である3Lターボのツーリングはよく売りましたけどね。

故障も無く、車としての完成度はかなり高かったので安心できましたし、お客様も満足していたようで。

 

こちらも古い車なので走行距離などの程度次第で買取査定価格が付いたり、付かなかったりですね。

後期型は本当に車としての完成度は高いので、程度が抜群で50万前後のプライスと高くなければお買い得かも。

 

余談ですが・・・

先代が巻き起こしたシーマ現象なるものは、1991年に発売されたセルシオとV8を搭載したクラウンによって吹き飛ばされてしまいました。

 

3代目シーマ

次に3代目、登場は1996年。

 

ロールスロイスやベントレー路線から一転してのベンツ路線とも言えるデザインで登場。

ラグジュアリー志向のリミテッドシリーズとエアロパーツを装備したスポーティ志向のグランドツーリングシリーズを用意。

 

当時は若者向けVIPカー(エアロパーツを装備した国産高級車)が流行っていたこともあり、中古車としての人気は上々だったように思います。

特にサンルーフ、マルチAV、革シートを装備した車両はかなり希少で業者オークションでもかなりの取り合いになってましたね。

 

中古車市場でもチラホラと見かけることの多い車ですが、今は中古車としてセダンが売れない時期でもあり、中途半端に古いので買取査定は期待はできないでしょう。

店頭で売られているのは安い!ということでもありますが^^

 

4代目シーマ

4代目となるシーマは2001年の登場からなんと、2010年まで生産されます。

 

好評だったので長期になったというよりは2004年発売のフーガなどの新型で手がまわらなかったような・・・

見た目での特徴は、バルカンヘッドライトと呼ばれるヘッドライトですね。

小型のプロジェクターランプを中央に配置し、その周りにライトを6つ配置したライトです。

カッコいいかどうかは個人の見解による^^

 

色々とマイナーチェンジや変更を繰り返しながら2010年8月にプレジデントと共に生産終了。

しばらくはシーマと言う車は、中古車以外は存在しない時期が続くことに。

 

シーマの市場評価

市場での評価はというと・・・

 

約10年間も生産されたモデルなので、中古車市場ではピンからキリまであります。

初期のモデルはかなり安く売られているので、大きなセダンの入門編としてはいいのではないでしょうか。

 

買取では高年式でも基本的に一世代、二世代前のモデルとなるので高値は期待できません。

下取と比べながらの売却がおススメですね。

買い替えではなく、売却のみであれば、秋や春前までの繁忙期まで待つのが得策かも。

 

新型シーマ

さてさて、時は過ぎて1年9カ月後の2012年5月、待ちに待った?新型シーマが登場。

 

今度のシーマは時代に合わせてハイブリッド専用車で勝負!

ただ、見た目はフーガと変わらず、全長が5m超えと長いだけ^^

 

フーガがセドリック、グロリアの後継車種なので、シーマの生い立ちを考えると原点回帰かも(笑)

700万円は優に超える車両価格ですが、フーガやスカイラインのモーターの方が性能は上だったりもします。

 

日産の最高級セダンでありながらライバルはレクサスLSではなく、マジェスタ。

新車で購入をお考えの方はマジェスタとの競合はもちろん、日産同士のディーラーでも競合させましょう。

ただし、買取市場ではマジェスタの方が評価は上です。

 

先に述べたとおり、現行シーマのモーターは性能アップ前のモーターです。

マイナーチェンジなどのタイミングで改良後のモーターとなるのは間違いありません。

買取における影響はわかりませんが、無いとは言えないでしょう。

 

また、ハイブリッドシステムは各メーカーが凌ぎを削っているので日進月歩のような状況でもあります。

現行のハイブリッドシステムも、1回目の車検時には旧式のシステムになりかねません。

トヨタが発表している水素エンジンが主流になっていたりするとハイブリッド車の買取相場に与える影響は計り知れないことになります。

 

当サイトでもこういった関連情報を発信していきますので、ちょこちょことお越しくださいね^^

 

最後に一言。

日産は結果、シーマというブランドを育て切れなかったですね・・・残念です。

 

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