ドイツ車ほどの人気はないがジャガーがすごい理由

車のことなら国産車をはじめ輸入車の旧車新車はもちろん、高級輸入車も良く知ってます。
BMWやベンツ、ベントレーなどなど、、。
そんな高級輸入車の一つに数えられるのがイギリスのジャガーです。

英語では、JAGUAR。
一般的には、ジャガー。

生粋のロンドン子ならジャギグヮで、高名な自動車評論家の徳大二有恒氏はジャグァーと仰っていました。
まぁ、査定バカ的にはジャガーが一番しっくりくるので、ここでは一般的なジャガーと書き表すことにします。

 

イギリスのハイグレード自動車メーカー

1922年、イギリスのウイリアム・ライオンズとその友人のウイリアム・ウオーズレイが、スワロー・サイドカー・カンパニーを誕生させました。
主にバイクのサイドカーを製作する会社です。

サイドカー製作のノウハウで得た技術力で車のボディー補修をはじめ、やがて車の架装ボディー製作を製作まで手掛けるようになりやがて自社開発のシャーシやエンジンまで手掛ける自動車メーカーに成長して行きました。

1927年には、当時イギリスの大衆車だったオースティンセブンのボディーをオリジナルデザインのアルミボディーに換装して、オースティンセブン・スワローが大ヒット。
1932年までに2500台生産されました。

元のオースティンセブンは、古い海外ドラマに出てくるような「おんぼろクラシックカー」ですが、オースティンセブン・スワローは大衆車にありがちな所帯じみた感じが洗練されたデザインで貧乏臭さが微塵も感じられません。
さすが自動車が誕生したヨーロッパ。

第1次世界大戦前には、車社会が確立して大衆車まで登場しているのには脱帽してしまいます。

 

スワロー・サイドカー・カンパニー時代には、色々な車会社から車を取り寄せてオリジナルボディーを架装する会社に成長したのです。
現在の日本で例えるなら、国内最後の自動車メーカー光岡でしょう。
日産・マーチがビュートで、トヨタ・カローラがリョウーガとベース車は他社から取り寄せてオリジナルボディ搭載で販売しています。

1933年には、社名を「SSカーズ」と変更し、ボディのみならずオリジナルシャーシを開発するまでに成長しました。
ボディとシャーシはオリジナルでしたがエンジンは、エンジンメーカーのスタンダード製を搭載していたため「見かけ倒しのまがい物」と一部の心無いユーザーから揶揄されていたのは事実です。

1935年には、念願だったエンジンまで自社開発したSSジャガーが登場。
さすが、世界の車社会の最先端を行っていたイギリス。
第2次世界大戦前にはスポーツカーまでも販売していたのには驚いてしまいます。

 

さて、時代は第2次世界大戦の真っ只中、SSカーズの車名は敵国ナチスドイツの親衛隊を連想させることから、SSカーズは大ヒットしたジャガーを社名に変更しました。
国産車では、スバル360を販売した富士重工業が今年社名をスバルに変更しましたね。

1948年には、スポーツモデルのXK120が登場。
アストンマーティンやベントレーよりも安く購入できるスポーツモデルとして大ヒットしました。

深夜に放送されていたBSフジの自動車バラエティ番組「トップ・ギア」に、出ていたのをよく覚えています。
番組は1950年当時の乗り物で、一番早く目的地に着くのはどれか?オートバイ、車、そして機関車と懐かしい乗り物で課題に果敢に挑戦したもの。
まぁ、レンタルCDショップなどで探せば見つかるかもしれません。

50年代には、ジャガーMkⅡなどスモールサルーンの大ヒットを飛ばし、タイプC・D・Eなどスポーツタイプも多く登場。
レース活動も盛んでル・マン24時間レースでは5回も優勝!
ライバルのポルシェやMベンツを足元にも寄せ付けなかったのです。

1966年にはBMCと合併、そして1968年にはさらに合併してBLMCに。
諸事情から販売不振に陥っていましたが、ジャガー本来のブランド力を生かすためには、合併会社から独立することなり1986年に復活民営化されました。
この時のモデルがXJ6などです。

XJ6(シリーズ2)のエンジン音と排気ガスの臭いは独特なものが有ったと言われています。
1989年には、フォードに買収されフォード傘下のグループ会社に。
2008年には、フォードの経営不振からインドのタタモータースに売却されて現在に至ります。

様々な会社と合併・グループ傘下などあったのに拘わらず、ジャガーらしさが損なわれないのはさすがイギリスの由緒あるメーカーならではないでしょうか。

 

ジャガーは英国王室御用達

イギリス政府主導で合併されたBMCやBLMCの関係から、英国王室御用達になっています。
さらに、政府高官・首相などの公用車にも指定されました。

国産車なら、日産と合併したプリンス・ロイヤルが皇室
御用達で、現在はトヨタ・センチュリーが採用されています。
王室や皇室御用達は、自動車メーカーとして最高の「誉れ」でしょう。

 

ボンネットのマスコットがなくなった理由

ボンネットマスコット。
クラシックカーのラジエターキャップに、様々なキャラクターのマスコットが飾られたのが始まりでしょう。
動物や天使などの他に、デザインした文字に羽をあしらったものとか色々存在しました。
ボンネットマスコットの全盛期は、かなり早く1920年代後半ごろのこと。

愛知県にあるトヨタ博物館には、フランスのガラス工芸家ルネ・ラリックが製作・販売したカー・マスコットが全種類コレクションされています。
世界的にもトヨタ博物館でしか見られないものです。

ジャガーのボンネットアクセサリーは、もちろん動物のジャガーが跳躍する勇ましい姿。
ネットをググるとあっさりアマゾンで購入出来るようです。
値段は、Mサイズが3万6000円でLサイズが5万2500円(いずれも定価です)。
両サイズとも、大幅プライスダウンで60%オフで購入可能になっています。

ボンネットマスコットは、わりあい最近まであったアイテムでご存知の方も多いのではないでしょうか。
日産のシーマ、ローレル、グロリア、セドリック、プレジデント、トヨタではクラウン、三菱のデボネアなどボンネットマスコットがあった車です。
日産には、ボンネットマスコットが搭載された車がかなりあったようですね。

高級車のみに装備されていたボンネットマスコットは、70年代モータリーゼイションが勃興した時代の子供には「憧れ」そのものでした。

ジャガーのボンネットマスコットは、リービング キャットまたは、ザ リーピング ジャガーと呼ばれていました。
70年代末に輸出していたアメリカからボンネット上の突起物は問題があることからボンネットエンブレムは廃止されたのです。
アメリカではかなり早くから規制されていたボンネットマスコットですが、日本国内では安全面から禁止になったのは2001年(平成13年)の保安基準の改定からです。
思い返せば、90年代の車にはMベンツや日産車にはボンネットマスコットのあるクルマがかなりありましたよね。

 

日本市場でいまいち人気が出ない理由

性能面では、ドイツのMベンツやBMWには決して引けを取らない高級輸入車のジャガーですが、いまいちドイツ車の後塵を拝しているのは決して否めません。
ジャガーが輸入車としてドイツのMベンツやBMWよりも販売面で苦戦しているのは、やはり企業の力によるものと言えるでしょう。

70~90年代に至るまでイギリス政府が介入した合併会社では、日本への輸入にはそれほど力が入ったものではありませんでした。
ジャガーの日本への輸入車販売は、本国から遠いこともあって実に緩慢な状態です。
対して、MベンツやBMWは日本国内で売れる売れないを抜きに販売店の拡充を行っています。
ディーラー探しで困る事はないほどの全国展開には頭が下がりますね。

 

モデル別の特徴

ジャガーの現行ラインアップを紹介しましょう。

XE

ジャガーのスポーツサルーン。
シリーズ最高の効率性と洗練性が息づいているスポーツセダンです。

ボディは軽量で高硬性を誇るアルミニウム構造。
前後の重量比は50:50を実現したスポーツドライビングに理想的なものになっています。

価格は439万円からと国産車のクラウンとも互角に争える価格です。
輸入車は高い!のイメージを覆す驚異の安さ。
国産車も、もはや輸入車よりも絶対安いイメージは見事にジャガーXEで覆えされました。

搭載エンジンは、2000cc直4DOHC・ターボ(200PS)8速ATとクリーンディーゼルエンジン(180PS)の2つ。
燃費は、180PSのディーゼルエンジンが17.1km/L(JC08モード)と240PSのガソリンエンジンは12.5km/L(JC08モード)です。

 

XF

ボディスタイルは、ワゴンとセダン。
ジャガーでは、ワゴンをスポーツブレイクと呼んでいます。

XFのセダンは6,050,000円。
スポーツブレイクは、プラス70万円。

搭載エンジンは、2000cc直4DOHCターボ・クリーンディーゼルエンジン(180PS)。
燃費は16.7 km/L (JC08モード)です。

 

XJ

ジャガーのフラッグシップセダンがXJです。
ジャガーの定番セダンはXJシリーズで70年代から有ります。

搭載エンジンは、廉価版の2000cc直4・DOHCターボから3000ccV6スーパーチャーチドエンジン、そして5000ccV8スーパーチャージドは510PSと550PSの2タイプのエンジンがラインアップされています。

価格は997万円から1122万円。
3000ccV6スーパーチャーチドエンジンの燃費は、7.6 km/L (JC08モード)です。

 

F-PACE

世界的なブームのミドルサイズSUV。
ジャガーではパフォーマンスSUVと呼んでいます。
スタイリングはクーペルックでありながら車高が高いもの。

搭載エンジンも2000cc直4ディーゼルターボ。
新たなクリーンディーゼルエンジンは、ジャガーインジニウムシリーズのひとつです。

3000ccV6スーパーチャージドエンジンは、340PSと380PSのハイパフォーマンス仕様の2つ。
ダイナミックな加速力は0-100kmは5秒の俊足ぶりです。
2000cc直4ディーゼルターボの燃費は、15.8km/L(JC08モード)。
価格は639万円から。

 

F-TYPE

ジャガー伝統の2シータースポーツの血統を受け継ぐのがF-TYPE。
ボディタイプは、クーペとカプリオレ。

高性能で大出力のエンジンばかりでなく、F-TYPEではあらゆる路面で最高の走りが出来るAWDが用意されています。
最新技術のトルクペタリングが装備されコーナーリング性能はさらに向上しました。

価格は、クーペが810万円でカプリオレが975万円からとなっています。
最高出力300PS・最高速度275km/hそして燃費は8.8km/L(JC08モード)とスペックは同じ。
どちらを選ぶのかは貴方次第です。

 

I-PACE

I-PACEは、2019年登場予定のジャガー初ピュアEV。
本格的な発売はまだ先ですが、ジャガーHPでは予約を受け付けています。

ボディスタイルは、4ドアセダン?なのかルーフが高いのでSUVなのか判然としません。
まぁ、ジャガー風プリウスとでも言えばいいのでしょう。

0-100mは4秒と高性能をアピールしているのは、さすがハイパフォーマンスカー・ジャガーのテクノロジー。
価格は、500万円と予想されています。

 

CX

CXは、ジャガーの高性能スポーツカーやスーパーカーなどのコンセプトモデルに付けられている称号です。
CX-16は、2011年登場のボンドカーのような高性能ラグジュアリースポーツクーペ。
C-X75は、1600cc直4ツインチャージドエンジン+ツインモーターで、507PSの最高出力で最高速は322km、0-100mは3.1秒の驚異の俊足ぶりに度肝を抜かれました!
しかし、今のところどちらも市販化は凍結してしまいカーマニアには残念なことです。

C-X75は2014年に販売される予定で販売価格は1億円!?とも言われていました。

カーマニアの査定バカとしては1600ccのツインチャージドエンジンの大パフォーマンスエンジンが市販化されなかったのは実に残念でなりません。
映画007シリーズの「スペクター」に、劇中車として登場しています。
また、コンセプトカーはたびたび試乗会で登場していますので、ジャガーが完全に市販化を諦めたわけではないようです。

 

ジャガーのクリーンディーゼル

ヨーロッパ市場に重点をおくジャガーは、ヨーロッパで人気の高いディーゼルエンジンを用意しています。
ディーゼルエンジンの良いところは、低回転から高トルクを発揮するところです。
ロングドライブに向いているエンジンと言えるでしょう。

すべてを自社設計・開発で誕生させた新時代のクリーンディーゼルエンジン「インジニウムクリーンディーゼル」。
XE・XF・F-PACEの売れ筋モデルにラインアップされています。

 

ドイツ車に引けを取らないジャガーの性能

高性能ハイパフォーマンスカーのコンセプトモデルCXなどにみられる高技術は、ドイツのメルセデスやBMWに比べても遜色ないハイテクノロジーなものです。
マクラーレンなどとの技術提携から生み出される技術は、まさにイギリスならではのことでしょう。

モータースポーツの世界では、ル・マン24時間レースで1955年から3連覇や2000年から2004年まではF-1にも参戦していました。
F-1では優勝することなくひっそりと撤退しましたが、買収されたレッドブルの活躍は数年前の事ながら驚きを隠せません。

2016年には、環境に優しいゼロエミッションの電動モーターでレースを行うフォーミュラEに参戦開始されました。
ジャガーのモータースポーツに対するあくなき闘争心はまったくもって敬服するものです。
レースは、走る実験室です。
フォームラEで得たノウハウは今後のEV車に活かされるでしょうね。

 

ジャガーが、ドイツ勢に負けているのは販売力や企業の力の差にほかありません。
いくら高性能になっても車は壊れたり不具合が出たりするものです。
その時、迅速に修理されればオーナーはそれほど不満を抱きません。
しかし、ジャガーは部品供給などもドイツ勢に比べて遅いのは否めないのです。

ジャガーの企業力がドイツ勢に迫ればさらに販売台数があがるのは間違いないでしょう。
現行ラインアップに変わってから、イメージが飛躍的に良くなりました。
ドイツ勢と肩を並べる日も近い、そう思っている査定バカです^^

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