被害者の苦痛【身体的・精神的・後遺症・障害者】

マツダから新しいロードスターが発表されましたね。

とにかくカッコいい!

欲しい!

 

発売は2015年なのでまだまだ先ですが。

ちょっと作戦を考えようかな?

 

こんにちは~

大ヒットの予感がするイズムです^^

 

陽気な話はここまで(すみません)

先日、加害者の責任【刑事・民事・行政処分】で、人身事故の話をしました。

 

人身事故の被害者の苦痛

今回は、人身事故の被害者の話をしたいと思います。

今から話すのはイズムの知人や友人、その家族が実際にあった事故とその後の話です。

 

イズムの中学校時代からの友人の事故とその後

16歳当時にバイクを運転中に交差点で車と衝突、バイクは大破し、警察によると普通は即死していてもおかしくないような事故状況。

交差点の見通しは悪く、お互い直進であったがバイク直進方向に対し車が左側なので車が優先。

しかし、車は速度超過。

 

友人は病院に搬送となったが、意識もはっきりしており命に別状はないながらも左腕、左手首、左足骨折などの重傷。

治るまでは、イズムが自転車の後ろに乗っけて学校へ行っていた(同じ高校)

 

ちょっと話し方が遅くなっていて、みんなで大丈夫か?と話していたのを覚えている(後に戻ったけど)

ギプスもとれてリハビリも頑張ったので順調に回復しているようだった。

 

そんな数カ月経ったころ、友人が引っ越すという話しを聞いた。

 

事故で大金が入ったのか?事故成金か?とクラスで話題になっていたのだが、詳しく聞いてみると大変なことに。

事故による骨折は治ったが問題があるという。

  • 左腕がおかしい、骨のひっつきが悪いのか手首の骨の形状があきらかに違う
  • 腰痛が治らない
  • 握力が全く回復しない
  • 口が開いたまま(親に注意されることが多い)

 

さらに家庭内でも問題が勃発していた。

  • 通院中なのに母親が父親には内緒で勝手に示談
  • さらに示談金を母親が使い込み
  • 上記のように友人の後遺症が考えられるため父親が保険屋に連絡して発覚
  • 家庭内が険悪な状況に

ただの引っ越しではなく、別居だったんですね。

険悪なままに別居となったために家族はバラバラ。

 

引っ越し後、しばらくして友人は学校に来なくなり、会ったのは退学届を提出しにきたときでした。

左腕、手首はそのまま治らずで、友人は両親から「お前が事故したおかげでバラバラになった」と責められ、荒んでいったようでした。

相手の車の方だけが悪い事故ではなく、友人にも過失はおおいにありますが事故さえなければと考えずにはいられません。

 

イズムが勤めていた会社の後輩の事故とその後

当時後輩は、20代後半で次の新しい店の店長候補として最有力な人材でした。

仕事を終えて同僚と車2台で帰宅途中に事故。

 

どこかに寄り道をしたらしくいつもとは違う帰路だったようです。

一緒だった同僚は、自身が帰宅後に後輩の奥さんからの連絡でまだ帰らないと聞かされ帰路を見に行って事故を知ることに。

 

事故当時の状況

電柱に激突で車は前方からルーフまで大破。(車は頑丈さで定評のあるボルボワゴン)

衝突した車はなく、単独事故のような様子。

 

ただし、後ろを走行していた車の運転手の目撃によれば、対向車線をはみ出すような無謀な運転をしていた対向車を避けようとして電柱に突っ込んだらしい。

どうやら峠へと続く道なので走り屋系の車だった模様。

 

後輩は頭蓋骨が割れて脳みそがでている状態で病院へ搬送。

翌朝、一命はとりとめたものの意識は不明のまま。

数日後に意識は回復するも、失語症や失認症などの数々の障害が残ることに。

 

1年に及ぶリハビリで少しは回復し、退院したたものの事故前までの記憶はほとんどナシ。

奥さんは義父、義母から離婚を勧められて拒否していたが、後に離婚。

(障害によって、それまでの記憶はほとんどなく、その後の記憶もできないような状況のなか、リハビリの毎日で辛い日々だったのでしょう)

 

結局、両親と兄弟が面倒を見て現在に至るが、状況は対して変化なし。

事故の原因とみられる無謀な運転をしていた車両は特定できず。

 

また、一緒に帰った同僚は途中まで一緒だったので、何故いつもと違う帰路だったかはわからないまま。

仕事の帰りだったので労災認定され(かなり揉めた)、自身の保険などでそれなりのお金は手に渡ったため金銭的には問題ないと両親が言っていたのが救い。

 

イズムも会社が変わり、東京へでたので数年会っていませんが、最後に会った時にご両親と共にニコッとしていたのが印象的でした。

査定バカと認識できていたのかはわかりませんが。

 

この事故により、彼の人生は大きく変わっていってしまいました。

明るい未来ある家庭を夢見ていた奥さんも、孫を楽しみにしていたご両親、長男で仕事のできるお兄ちゃんだった彼を慕っていた弟や妹。

次の店長にと期待していた会社の上司や同僚たちも、事故は防げたのではないかと自責の念にかられていました。

 

事故は人事ではなく身近にある

上記のようなケース以外にもイズムの友人、知人にまで広げると、車に跳ねられて亡くなった者、単独事故で亡くなった者もいます。

また、加害者となり、相手を死亡させてしまった者もいます。

 

ちょっと注意していれば、安全運転していれば、交通ルールを守っていれば回避できたのでは?と毎回考えてしまいます。

皆さんは本当に気をつけてくださいね。

 

最後にイズムが今でも彼に言いたいこと

「なんでシートベルトをしていなかったんだ」

 

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