メーター改ざんの決定打がない

読者からメーター改ざんに付いての相談がありましたので、共有したいと思います。

 

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メッセージ内容:

初めまして、青い車と申します。

購入した中古車のメーター改ざんについて相談させて頂きたくよろしくお願い申し上げます。

 

先に結論から申し上げますと、走行メーター管理システムには引っかからないが、メーター上の走行距離よりも遥かに多い走行距離が記されたメンテナンス履歴が車内から発見された場合、契約解除を主張することは可能なのか、また可能だとして受け入れられる可能性はどれくらいあるのかということについてご教示ください。
以下、事のあらましです。

 

国産の中古1BOX軽自動車の売買契約を交わしました。

初年度登録は平成17年度でしたが走行距離が22,000kmでした。

自身が乗り始めてからの整備費用を少しでも抑えたく、年式は多少古くとも走行距離の少ない車両を望んでいた私は、多少怪しさを感じながらも実車を確認しました。

 

22,000km走行の割にはステアリングがツルっとしているし、フロアマットの傷みも激しい。

しかも運転席の傷み方も結構進行していました。

しかし、今まで軽自動車を所有したことがなかった私は、軽自動車の内装のクオリティや耐久性をよく分かっておらず、こんなものかなと納得してしまいました。

アンダーフロアに殆ど錆が発生していなかったという事実も「こんなものかな」という判断をしてしまった一因です。

 

私の自宅は中部地方なので、東京近郊にある中古車屋まで出向いての納車でしたが、納車後は周辺のカーショップやホームセンターに寄り、帰路に着く前の給油の際にそれは発覚しました。

セルフ給油のスタンドで給油しようとしたときです。

給油口の蓋の裏に、過去のオイル交換履歴のステッカーが貼ってあるのを発見しました。

「2007年12月1日 オイル交換 98000km オイル量3.0L」

「次回交換は104000km」

「○○給油所」

(通常ならエンジンルームに貼ることが多いのでしょうが、この車両はスバルのサンバー。リアエンジンの車両なのでエンジンルームに貼るのが面倒だったのでしょうか)

 

何を意味していうるのか理解するのに少し時間がかかりました。

少し考えて「ああそうか、やっぱりこの車両はメーターが改ざんされていたんだ」と納得しました。

常識で考えれば、他の車両のオイル交換履歴のステッカーをわざわざ貼り付けないですからね。

中古車販売店のセールスマンが「前オーナーは熊本の方でワンオーナーです」と言っていましたが、「○○給油所」の「○○」は確かに熊本の地名でした。

 

私が購入したのは2016年11月なので、2007年12月から今まで一体どれくらい走行しているのかさっぱり分かりません。

走行距離に応じて実施するべきメンテナンスもやりようがないです。

どうすれば良いのかネットで情報収集し、本日(納車から約一週間後でした)走行メーター管理システムで調査してもらいましたが、私が売買契約を交わす約1ケ月前の10月に21,000kmでオークションに出されていました。

 

因みに車検証には前回の車検は2014年11月で走行距離18,900㎞と記されています。

その他整備記録簿は一切ありません。

車種別の取説もありません。

熊本県のスバルディーラーに事情を説明して照会したところ、「新車時に一度だけ入庫履歴があるが、以後は一度も履歴が無いので何ともお力になれずに申し訳有りません」との回答でした。

 

恐らく最初のオーナーが手放した際に買い取った業者などがメーターを改ざんした。

その後そのまま放置されたか誰かが乗っていたかは分からないが、とにかくオークションには掛けられないまま月日が流れ、2016年10月に東京の某中古車販売店が仕入れた際には既にメーターが改ざんされており、それを私が購入した。

 

流れとしてはこんな感じだと推測してしていますが、このような状況で販売店側に「錯誤無効」を主張するのは証明できるものが乏しくて難しいでしょうか。

或いは何かの機関に相談するとしたら、どの機関にどのような相談をすれば良いでしょうか。

ご教示頂きたくよろしくお願い申し上げます。

 

~~~ここまで

 

メーターが改ざんされていうという決定的な証拠はないが、どうにか現状を打破する方法はないか。

これが主な質問ないようですね。

イズムの返信です。

 

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青い車さん。

こんにちは。

イズムです。
メーター改ざんですか。

未だにいるんですね;;

 

まず、給油口にあったオイル交換時期のシールでは決定的な証拠にはならないと思います。

もし裁判になったとしても証拠として扱って貰えない可能性が強いでしょう。

 

ですから青い車さんがやるべきことは、

その熊本の給油所に車検を取った記録はないか確認する。(オイル交換するということは車検もお願いしている可能性はゼロではないですからね。)

ディーラーなどでメーター改ざんの工具痕がないか調べてもらう。(アナログメーターの場合は戻した跡が分かると思います。デジタルの場合はメーターごと交換してしまうと思うのでので証拠が出るかは分かりません。)

これくらいでしょうか。

 

もし、これで何かしらの証拠が出てくれば販売店へ強気に出ることが出来るでしょう。

ただ、強気に出ると言ってもどこで改ざんがされたかは分かりませんので、そういう事実があるということを強く主張することです。

メーター改ざんしているという証拠があれば、例え販売店がその事実を知らなくても民法第95条で白紙撤回に応じなければならないことになっていますからね。

 

しかし、記録簿がないというのが厳しいですね。

業者がメーター改ざんしている場合はわざと記録簿を捨ててしまったりするので、記録簿なしの車両は手を出さないのがベストなんですよね^^;

 

まずは、前述した2つのことをしてみて、ダメなら当たって砕けろで販売店へ正直に全てを話して保証もしくは契約の白紙を持ちかけてみましょう。

販売店側が難色を示すようであれば、落ち着いて自動車公正取引協議会へ相談してみますと言ってみましょう。

それでもダメなら実際に自動車公正取引協議会へ相談するのが良いですね。

 

メーター改ざんに関するトラブルは泣き寝入りするケースが多いのも事実です。

なぜなら、改ざんする側も違法行為をしているという認識があるので、証拠が残らないように悪知恵を働かせているからです。

そうならないように、青い車さんには頑張って欲しいです!

一度、やれるべきことを行動してみて、販売店へ交渉してみて下さいね。

 

良い方向へことが運ぶように願っております。

 

査定バカ

 

~~~ここまで

 

メーター改ざんに関しては決定的な証拠がないと打つ手がないということと、証拠を見つけるためのアドバイスを致しました。

青い車さんからメールのお返事が来ました。

 

ここから~~~

 

査定バカ様(ニックネームとはいえ、こうお呼びすることに抵抗を感じます)

 

昨夜相談させて頂きました青い車です。

早々にご返答頂きましてありがとうございました。

早速明日にでも、給油所に車検を受けた記録が無いか当たってみます。

 

別のところから入手した情報ですが、軽自動車検査協会では、現所有者からの申し出に限り、前オーナーの情報を開示してくれると聞きました。

ところが今問題になっている車両の車検証上の所有者は信販会社ですので、信販会社から開示を請求する必要があると検査協会に言われました。

信販会社に問い合わせたところ、そのような事項で動く部署や担当は無いとのことでした。

「所有者は弊社です」と証明するものなら出せますよと、譲歩案を提示されましたが、 軽自動車検査協会の回答は「弁護士を通して開示を申し出て欲しい」とのことでした。

弁護士に依頼するほどの金額でもないし、このようにして泣き寝入りになるのかなとため息が出てきました。

 

どうにもならない場合は、おっしゃる通り当たって砕けろで販売店側に掛け合ってみます。

この度はアドバイスを頂きましてありがとうございました。

 

~~~ここまで

 

イズムの返信です。

 

ここから~~~

 

青い車さん。

こんにちは~

イズムです。

 

何ともどこも事務的ですね。。。

もう少し、人の身になって考えることが出来れば良いんですけどね。

まぁ、個人情報保護や何やでお堅い御時勢ですから、致し方無い部分ではありそうです。

 

給油所に当たってみて証拠が出てくれば良いんですが・・・

頑張ってみて下さい!

 

結果など公開出来るようなことがあれば、ご連絡いただければ助かります。

宜しくお願い致します。

 

査定バカ(このペンネーム意外と気に入っているので、抵抗なく使ってやって下さい^^)

 

~~~ここまで

 

中々情報開示が簡単にはいかない世の中になったようですね。

1つでもメーターが改ざんされているという証拠が出てくれば良いのですが。

もし、青い車さんから返信が来たらアップしたいと思います。

 

なお、今回の事象は購入後のメーター改ざんに付いてでしたが、売った車が実はメーター改ざん車で買取店から返金請求及び使った経費の請求まで来たというお話しを メーター改ざん発覚後に買取額の返金請求があったという相談でしていますので、メーター改ざんに付いてもっと知りたいという方は読んでみて下さいね。

 

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