その車ほんとに修復歴車?事故歴があっても修復歴とは限らない事実

先日のことですが、イズムが乗っている車が事故にあいました。

車が事故にあったという言い方に違和感を感じたかも知れませんが、実は誰も乗っていない状態でぶつけられてしまったんです。

しかも、家のすぐ近くの駐車場に置いていて・・・

 

ある朝に駐車場を管理している不動産業者から電話がありました。

出てみると「おたくの車がぶつけられた」と。

イズムの頭の中は一瞬??でしたが、幸いなことにぶつけた本人(犯人)は名乗りでてくれていたらしく、不動産業者からぶつけた方の連絡先を教えてもらえました。

 

早速電話してみると、相手は平謝り。

実は、ぶつけたのはイズムが停めている駐車場の隣の方らしい。

今後のこともあるので、こちらとしても低姿勢で対応して、最終的には修理代を全て持ってもらえれば問題ないということでおさめました。

 

写真だと分かりづらいかも知れませんが、ぶつけられた車はこんな感じ。

 

フォグランプの上下に白く傷が付いています。

アルファードの傷

 

フェンダーに左上から右下へ向かって白いこすり傷。

アルファードの傷

 

バンパーとフェンダー、ライトの間に大きな隙間が出来てしまっており、バンパーとフェンダーにぶつけた跡と軽く凹み。

アルファードの傷

 

バンパーがこのように浮き上がってきていています。

アルファードの傷

 

ぶつけた時の衝撃でバンパーがズレてしまっていますね。

アルファードの傷

 

見た目的には、そこまでスゴイ傷ではないのですが、当たりどころが悪かったようで、バンパーとフェンダー両方共に傷と凹み歪みが出ているようです。

修理は、某買取専門店の店長に暴露インタビュー敢行!!の記事でお世話になった車屋さんにお願いしました。

 

後の処理は全てこの車屋さんにお任せしたのですが、修理費用の支払いで少しもめたようです。

ぶつけた方の想像では、修理費用は数万円程度だろうと思っていたらしいのですが、10万円をゆうに越えてしまっていたそうで。

結局は個人では払えないということになり、保険で解決したようですね。

 

イズムとしては、車が綺麗に直ればそれで良かったのですが、やはりぶつけた方は金銭的に負担が大きかったようですので、保険って本当に大切だなと人事ながら痛感しました。

ちなみに、この事故が起こって解決してから、しばらくすると隣の方は解約してしまったようです。

今は違う車が停まっています。

 

このように日々車に乗っていると、いつ何時事故に巻き込まれるかは分かりません。

あなたが被害者になるかも知れませんし、加害者になる可能性もあります。

イズムの今回の事故は、それほど大きな事故ではなかったので、車の価値自体はそれほど落ちることはありませんが、もう少し大きい事故の場合は、車そのものの価値が大きく落ちてしまうことは良くあることです。

 

全ての事故で全ての車が修復歴車にはならない

以前に、事故車や修復歴有り無しの判断基準でもお話しをしていますが、修復歴車となってしまうと車の価値は下落し、いざ売却の際の査定額に大きく影響してきます。

しかし、事故を起こしてしまうと全ての車が修復歴車となってしまうわけではありません。

そのことに関しては、ちょっとぶつけただけの事故でも事故車扱いになるのかで詳しくお話しをしていますが、車の骨格に当たるフレームやシャーシーを修復していなければ事故車ですが修復歴車ではないんですね。

 

こことても重要なんですが、事故車=修復歴車ではありません。

先程も言ったように修復歴車は、車のフレームやシャーシーの部分を修復しているものを言います。

ですから、イズムの今回の事故のような小さな事故の場合は、修復歴車にはならないということですね。

 

この辺りの違いが理解できていなくて、損または大損してしまっている人って結構いるんです。

中古車の買取業者は、少しでも安く買取りたいという思惑があるので、買取る時だけ事故歴がある車を全てひっくるめて修復歴車としてしまう場合が多々あります。

しかも、もっともらしく言い放ってくるので、知識がない売主としては言いなりになってしまう場合があるんですね。

これは、大きな損失ですので、ぜひ事故車と修復歴車の明確な違いを頭に入れておきましょう。

 

買取業者が修復歴車かどうかを見分ける方法

何度も言いますが買取業者は、あなたから少しでも安く車を買取りたいという思惑があります。

ですから、査定中にあなたがどれくらいの知識を持っているのかをチェックしてきます。

これは、本人には分からないレベルのチェックですので、気が付かないでしょうけど、確実にあなたの車と同じようにあなたも査定されているのです。

 

そこで、買取業者が「あなたは車の知識が乏しい」と判断した場合は、修復歴車でもないのに事故車という言葉と修復歴車という言葉を混同して「こちらの車は事故車ですから価値はかなり落ちますよ」的なことを言ってくるのです。

そしてあなたの反応を見ます。

 

あなたが「えっ!そうなんですか!?」「事故を起こしたことがあるので仕方がないですね」などの反応をした場合は、業者としては儲けモンと判断するでしょう。

しかし、あなたが「この車は確かに事故車ですが、修復歴車ではないので価値がかなり落ちるということはないのでは?」などと的確に切り返してくる場合は、ここで業者は、あなたにこの車の価値は低いと思わせる行為は止めてくるでしょう。

 

買取業者が、まず売主に行う行為は「この車の価値は低い」と認識させることなんです。

洗脳とも言いますね。

実際に、イズムのフィットを売った時も散々最初に言われましたから「あまり期待しないで下さい」「価値はないに等しいですね」と。

こういった言葉は、所有者としてはショックですし、怒りすら感じてしまいますが、それがまた作戦だったりするんです。

冷静な判断をさせないようにするという戦略です。

 

ですから、車を売却するときには事前にこれくらいの価値は最低あるなということを理解しておく必要があるということです。

相場を確りと理解しておけば、こういった営業トークに踊らされることもなくなりますからね。

 

修復歴車の話しに戻りますが、買取業者の言いなりにならないためには、相手がどういった方法で車をチェックしてくるのかを知ることも大切だったりします。

例えば、事故を起こしたことがある車を売却する場合には、事故車(修復歴車)の見分け方を知っておくということですね。

これを知っておけば買取業者が下手な芝居をうってきても平然と交わすことができます。

リンク先に詳しい見分け方を記していますので参考にしてみて下さい。

 

車の価値よりも大切なこと

車に乗っていれば誰でも1度は経験するであろう事故。

事故によって車の価値が落ちるというのは致し方がないことですが、最も大切なことは身体を守るということです。

車は、修理すれば直りますが、身体は障害が残ったり治癒するまでに長い年月がかかることもあります。

車の価値も大切ですが、何事も身体第一で物事を考えて下さいね。

 

事故を起こさないように、常日頃から安全運転を心がけましょう^^

 

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2 Responses to “その車ほんとに修復歴車?事故歴があっても修復歴とは限らない事実”

  1. Mark より:

    査定バカさま、

    質問があり、コメントさせて頂きます。
    7年落ち プリウスです。

    先日査定に出したときのことです。

    左cピラーのドアを開けた状態で見えるゴムパッキンの部分を外すと、スポット溶接跡がおかしいといわれました。

    左右を見比べると違いがあると。

    中古車屋に確認したところ、リアフェンダーを交換したがこれは修復歴にはならないといわれました。
    それで、この車は修復歴無で販売したのだと。

    これは、第三者的に見てどう判断されますか。
    ご意見いただければありがたいです。

    よろしくお願いします。

    • 査定バカ より:

      Markさん。
      こんにちは〜
      査定バカです^ ^

      これからお答えする内容はあくまでも査定バカの経験から推測する事ですので、参考程度に受け止めていただければと思います。

      まず、リアフェンダーの交換をしているという事ですので、スポット溶接が左右違ってくるのは当然かと。
      あくまでもリアフェンダーの交換時に溶接をしているという事ですね。
      ピラーが曲がっていたり歪んでいないのであれば、修復歴車ではないと判断出来ます。
      ですから、Markさんだけの言葉から見えてくるものは、査定した方が溶接跡が怪しいから修復歴車ではないかと勝手に判断したのではないでしょうか^_^;

      ちなみに、無いとは思いますが、リアフェンダーの交換時にピラーごと交換している場合は、修復歴車になります。
      しかし、Markさんのプリウスはスポット溶接がおかしいと言われているのであれば、おそらくリアフェンダーのみの交換で間違いないですね。

      心配であれば違う査定業者に再度査定してみてもらって下さい。
      経験豊富な査定士であれば修復歴車とは言わないはずです^ ^

      最初にも言いましたが、あくまでも査定バカのたわ言と受け止めて参考程度に^ ^

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